ある種の嫌悪しているもの

 私は、批評家を軽蔑している。批評することは大切なことだろうと思われる。だが、ほとんどの場合、批評家という連中は、悪口が基本ベースである。批評を読むことによって、その悪口病を移したくないので、私は評論家が嫌いである。批評がなぜ、大切なのかは、マルクーゼの「一次元的人間」(1)を知っておくべきだ。だが、ほとんどの評論家は、悪口家または、誹謗中傷屋として、鬱陶しく輝いている。

 ある種の純文学小説家。どこかの作家が、異世界系をかなり、disっていたが、あなたが、それを言える立場なのかと考える。彼女の批判は、当たっていると思うし、正解である。しかし、異世界転生ものが出版業界を支えていることは言うまでもないだろう。純文学は、それに対して、売れていないし、むしろ、赤字。

 ある種の哲学者
 実践知もない体系的知を披露する。実践してないので、失敗する。社会不適合者を大学で、製造し、世の中をだめにするろくでなしどもの総称。実践的知を陽明学とするならば、哲学者は、朱子学的な俗物である。知識は実践しなくてはゴミ同然だ。

 ある種の現代の男
 「今の男に嫌悪感あるのは、女を物としか思ってないDQN男が女の子を口説いて女の子を不幸にする人とかナヨナヨして頼りにならない草食系男が大多数だから。
正々堂々としてて、頼りがいのある男がいない
最近、女の人は優しい男なんて求めてなくて頼りがいのある清潔感のある(自分を大切にしている男)が好きなんだと思っています。」
 
 「現代の男どもなよなよもやしみたいに女に媚びたファッションしやがって。」

 ともかく、私は、現代の若者が大嫌いだ。女に媚びるのに最適化しやがって。私も若者だが。

 嫌悪感というより、哀れみのほうが近いが、ナンパ界隈はかわいそうな連中だと思っている。アメリカのミレニアム世代のインセル(非モテ)たちのやっていることのパクリ。アメリカのそれらのスターはみな、精神を病んで、精神病院送りになった。日本でナンパしている連中も、それに追随して破滅する。「ダークウェブアンダーグランド(木澤 佐登志 著)(2)」とか、「裏道を行け(橘玲 著)(3)」とか読んで、まじめに、ナンパはやめて、心理学やモテテクを一切捨てて、下手な恋愛をしてみると、恋愛の楽しさに気付けるはずだ。だが、女の人って、結構、サイコパスというか、残酷な連中で、恐ろしい人たちなので、うまくいかないときもあるだろう。

 ただ、君がモテてきたのは、ビッチや、精神の病んでいる女とか、そんな女の子にモテていただけだ。それをモテるとは言わない。ちゃんとした性格の女の人、魅力のある人、そんな人にモテるのが、モテだし、しっかりとした恋愛だと思う。

参考文献
(1)「一次元的人間 新装版: 先進産業社会におけるイデオロギーの研究 (現代思想選 3)」H.マルクーゼ [著] ; 生松敬三, 三沢謙一訳 河出書房新社 1980.6  286p 
(2)木澤佐登志 著. 「ダークウェブ・アンダーグラウンド : 社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち」, イースト・プレス, 2019.1 270p
(3)橘玲 著. 「裏道を行け : ディストピア世界をHACKする」 講談社, 2021.12, (講談社現代新書 ; 2644) 269p

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