自分も相手も100%信頼する施術

世の中には、施術技術がありふれているものの、全身のバランスを崩している人が本当に多い。

ケアをしない人もいれば、ケアをしても変わらない人もいて、ケアしてどんどん良くなる人がいる。

全身のバランスの崩れの原因は、全身の硬さ、緊張によるものですが、その全身の硬さ、緊張は、生活習慣やパターン化された思考回路、イメージ、思い込みなどからやってくるのです。

ここでは、施術について少し書きます。

世の中の流れが変わりはじめている今、これからの施術の流れも変わってくると思います。

型にはまらない施術。

本質を理解した施術。

いろいろと技術を習って、資格を持っていることで、相手の身体に合った施術ができるとは限らないですね。

一つの技術を極めないで、あれこれと習うのは不安からの行動。

一つ極めると、さらに先に行こう！と思えるときが来るし、魂が揺さぶられるぐらいの技術に出会うものです。

極めないうちに、あれこれ教わった技術のやり方どおりに施術を進めていくのがほとんどではないでしょうか。

型にはまった施術です。

これからは、今まで得た知識や知恵、そこからひらめくことを技術に織り混ぜながら創造し、相手に癒しが内側から起こるように、またその人が本来の自分に気づけるように整えていくことが求められてくると思います。

施術を受ける側は、型にはまった技術を毎回繰り返し受けることは望まれないでしょう。

その時の相手の身体に最善、最適、最高の施術をすることで、顔も身体も心もゆるみ、本当の自分の声が聞けるように、本来の自分に気づけるように、本当の豊かさを感じられる状態まで引き上げていくパイプ役になるのが施術者の役目ではないかなと思っています。

人によっては望みが、小顔にすることかもしれない、スタイルアップなのかもしれない、歪みをとることかもしれない。

それがどんな望みでも、どんな時でも最善 最適 最高の技術を施すこと。

頭で ああかな、こうかな、と考えるのではなく、相手の身体に声を聞く。

自分を100%信じていれば、自然に動いていく手に不安など一切入る余地はなく、相手がどんどんゆるんで楽になって、本当の姿、癒しが起こっている姿、すでにそうなっている姿を見ているだけでいいですね。

それには、施術者自身がゆるんでいて、身体も心も整っていて、本当の自分に気がついていること、知っていることがとても大切です。

施術は、エネルギー交換です。

自分がゆるんでおらず、ガチガチであれば、そのままガチガチ重たいエネルギーを相手に流してしまうことになる。

また、ちょっとでも不安を抱えながら施術をすれば、その不安を含んだ波動は相手の波動にも影響を及ぼします。

なので、自分がゆるんで身体も心も整っていていれば、その良い波動は自然と相手にも良い影響を及ぼします。

また、100%相手のことも、自分のことも信頼していることで、「なんとかなる大丈夫だ」と思えるし、「あなたは自分で良くする力を持っている」というメッセージも送ることができるので、さらに良くなっていくわけです。

施術によって、その瞬間から、その人にとって本当の望ましい未来が切り拓かれていく可能性がグンと上がるということ。

相手のためにも、相手の周りの人たちのためにも、自分のためにも、自分の周りの人たちのためにも、自分がゆるみ、整えて、見つめ直して、自分の内側を観察し、良い部分も見たくない部分も受け入れ、認めていく。

身体も心も軽く穏やかに健やかにしておくこと、自分の本当の望み・声を聞けるか、が施術において、人に癒しを起こすには欠かせないことだと感じています。

他の誰かではなく、他の何かでもなく、自分の価値を自分で認めてあげよう。