ドリーム イモータル Actually I'm already dead
君といると乾くんだ
手を伸ばした先にあったはずの
オアシスが小さくなっていく
その暖かい笑顔が 俺の背中を
焼いていく
追いかけていたはずの世界の足音が
ずいぶん遠くにいった気がする
ずっと置き去りにされて
いつの間にか
自分の本当の顔を忘れそうになる
誰かの目に映さなくても
今どんな目をしてるか
お前は気づいてるだろ?
時計の針を見るのが怖いんだろう?
また同じ場所に戻ってきてあせって
いるんだろう?
夜よ その黒いカーテンで
ずっと太陽を隠してくれ
朝が来なければ、俺はいつまでも
あの頃と同じ夢を見ていられる
ボロボロになったペンを走らせる
こうなるはずだったと
違うんだと言い訳しながら
いつまでも俺は、あの日の俺を
追いかける
輝ける夢のカケラよ
少しでも残っているのなら
眠っている俺を引き裂いてくれ
どうでもいい明日なんか終わらせてくれ
あいまいなまま 希望を引きずる毎日を
殺してくれ
指は動く 目もみえる
何をしたらいいのかわかってる
けど
こんなんじゃ生きてるって言わないんだ
俺は何も掴んでいないし
大事なものから目をそらしているし
何をしたらいいか言い聞かせてるだけだ
死んでるのに
生きてるふりをしている夢の亡者だ
やがて夜が居なくなる頃
オレの言葉なんか無視して
世界は色を思い出す
時計の針が加速し始める
日常の音が耳に障りだす
小さな生者の群れが列を成して
鳥と共にさえずる
窓から差す光は
何もない俺の姿を
白日の元に晒す