”旨味を増やす”そのプロセスについて
旨味とは
旨味とは有機アミノ酸のことを言います。
たとえばグルタミン酸は有機アミノ酸でもあります。
グルタミン酸は有機アミノ酸ですが、、、うま味は有機アミノ酸によって引き起こされる味覚の一部のことを言います
舌で有機アミノ酸が反応して、はじめて旨味と言います。
ほとんどのたんぱく質は無味であるが、たんぱく質が分解されて生じる遊離したアミノ酸とペプチドが味を呈するようになる。
つまり、タンパク質から遊離(離れた、分解)した有機アミノ酸が、旨味として感じられるようになります。
たんぱく質の殻に閉じこもっているままでは、有機アミノ酸は旨味として、舌で感じ取ることが出来ない状態であるという意味ですね。
つまり、『旨味が増えた』というのは、正確に説明できてない部分があります。
よく『旨味が増えた』とされますが、皆さんと認識に恐らく齟齬があります。『旨味をより感じやすいようになった』が正しいです。
よく間違われる”旨味の解釈”について
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