夏の味覚・栄養満点の枝豆!美味しく健康に楽しむ方法
おつまみのイメージが強い枝豆ですが、実は栄養豊富で夏に旬を迎えます。夏バテしやすいこの時期に食べてほしいオススメ野菜です。そのまま食べても美味しいですが、他にも様々な料理に合います。今回は、枝豆の栄養や栄養を逃さない食べ方、そして簡単レシピをご紹介します。
枝豆は野菜?
枝豆は「野菜」に分類されます。大豆になる前に収穫された未熟な豆で、エネルギーや良質なたんぱく質、ビタミン類・食物繊維・鉄分などを含んでいます。野菜でありながら大豆の未熟なものなので、大豆アレルギーの方は注意が必要です。
枝豆の栄養とは
たんぱく質
たんぱく質は筋肉・臓器・皮膚などを作る重要な栄養素で、ホルモンや酵素の材料にもなります。特に子どもの成長には欠かせません。
ビタミンB1
炭水化物をエネルギーに変えるために必要な栄養素です。ビタミンB1が不足すると、エネルギー不足で疲れやすくなったり、イライラしやすくなります。
カリウム
体内の水分バランスを調整し、筋肉や神経の働きにも関与します。余分な塩分を体外に排出し、血圧を下げる効果も期待されています。
葉酸
細胞を作り出す役割があり、胎児の発育や赤血球の生成に重要です。妊娠希望の方や妊婦さんには積極的に摂ってもらいたい栄養素です。
鉄
赤血球中のヘモグロビンを構成し、全身に酸素を運ぶ役割があります。ビタミンCと一緒に摂ることで吸収率がアップします。
栄養を守る食べ方
買った日に食べる
枝豆は時間が経つにつれ鮮度が落ちるため、できるだけ早く食べることがポイントです。
保存する場合は冷凍
長期保存する場合は下処理をしてから保存袋に入れて冷凍することで、鮮度を保ったまま保存できます。
電子レンジで加熱
①枝豆をよく洗う
➁塩でよく揉む
➂電子レンジで2~3分加熱(加熱が足りない場合は調整する)
電子レンジで加熱することで茹でるよりも栄養を逃さずに調理できます。
材料3つで即席!枝豆と切干大根のごまマヨ和え
材料(2人分)
冷凍枝豆(皮つき) 70g
切干大根 20g
人参 1/3本
マヨネーズ 大さじ2
すりごま(白) 大さじ1
作り方
①切干大根を水で戻し、人参は千切りにする(柔らかくしたい場合は電子レンジで加熱)
➁枝豆は解凍する
➂枝豆は実を取り出し、材料すべてを混ぜ合わせる
まとめ
枝豆にはたくさんの栄養素が含まれています。ビタミンB1でエネルギーをしっかりと作り出し、カリウムで水分を調整するなど、夏バテを助けてくれる働きがあるので、暑い時期におすすめです。電子レンジ調理で栄養を逃さずに食べることができますし、冷凍保存しておくとあと一品ほしい時にとても便利です。ぜひお試しください。
参考文献:正しい知識で健康をつくるあたらしい栄養学 高橋書店
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