【初投稿】INFPの心理機能と幼少期の経験を振り返る
みなさんはじめまして!きじるんといいます。初めての投稿、緊張する〜〜、けど楽しく書いてみます。
私は16PersonalitiesでINFP-Tの結果が出ているふつうの大学生です。MBTIは好きですが、詳しくはありません🙏 自由に気ままに、持論を書いていこうと思います。
各MBTIのタイプはそれぞれ4つの心理機能を持っています。今回はシャドウについては考えません。INFPの場合はFi-Ne-Si-Te。INFPはどうしてこの4つの機能になったのか?自身の経験から、その理由を考えてみたいと思います。
主機能Fi(内向的感情)
最も得意で当たり前のように使っている主機能Fi。自身の経験を振り返ると幼少期の経験がFiの発達に強い影響があったのではないかと思っています。
ここからは少しネガティブな内容になります🙏 ですが、INFPの人はネガティブな経験をされている方が多いのではないでしょうか?知り合いのINFPの中には「暗い」、「ネガティブ」な内容に心地よさを感じている人もいます。
私の経験は幼稚園時代でした。もともとのろまだった私はいじめの対象に遭っていました。朝早くからサランラップの芯を材料に武器をつくって、その武器で殴りかかってきました。毎日、敵から逃げ続ける日々。しかも、担任はいじめを容認する先生。誰も味方はいませんでした。そんな状況になると一種の諦めと絶望の感覚になります。「大人は頼りにならない」「絶対に許さない」この強い思いがFiにつながっていったと思います。
INFPが繊細だけど優しいと言われる理由はこのFiにあると思います。だけど、その優しさには心が抱えている「闇」の部分があるのではないでしょうか?辛い気持ちをたくさん押し殺してきた。ですが、その気持ちの蓄積によって、辛い気持ちでいる人に寄り添うことができる。これはINFPの大きな魅力だと思っています。
そして、INFPの芯の強さ。これは「絶対に許さない」と誓った強いエネルギーにあるなと私は感じています。暗い経験がエネルギーの根源にあることでINFPは強く優しくあれるんだと思います。
補助機能Ne(外向的直観)
INFPの補助機能はNe。物事の本質を捉えて新たな可能性を広げることができます。Neの発達も幼少期の経験が影響しているのではないかと私は思っています。
「誰も信じられない」と思いながら常に人を睨んでいた幼稚園の日々。それは自身が周りから一歩引いた視線に立って、幼稚園という世界を捉えていたということ。その俯瞰的視点がNeの芽生えにつながっていったと思っています。
Neをはっきりと自覚し始めたのは中学生のころ。父親が朝早くから晩遅くまで働きづめの毎日。それなのに母親も働かなければいけない。その影響で夫婦仲も悪くなるばかり…。「どうして科学技術が発達しているのにこんなに働かなければいけないんだろう、幸せってなに?」そんなことを考え始めました。この時から社会や物事を俯瞰的に捉えるようになったなと思っています。
INFPの特徴はFi-Neと心理機能が続いていること。この2つがあることで、人の良い面を探すことが得意だと思います。人の気持ちに寄り添い、人の可能性について新たに探る。こんなことができるのはINFPの魅力だなと思っています。
代替機能Si(内向的感覚)
INFPの第3機能はSi。過去の経験を大切にして、そこに安心感を覚えたり、具体的に回想したりすることができる機能。
Siは職人気質な機能。INFPが例えば芸術家になって技術を高めようとする時に役に立つ機能だと思います。
普段からSiを意識するのは「感情の蓄積」。Fiによって感受性が強くなりますが、その感情を時間が経っても思い出すことができるなと感じています。幼少期の記憶を今でも思い出せるのはSiが関係しているんじゃないのかなと思います。
「感情の蓄積」はINFPの信念を形作っていくのに役立つと思っています。INFPはいろいろな気持ちを経験します。その感情を蓄積することによって、「自分にとって何が大切か」を見極めようとします。その過程でINFPの信念は形作られていくのではないでしょうか。
この「感情の蓄積」は実生活にも役立つと思っています。過去の記憶を思い出すときに感情のイメージを掘り返す。その感情を呼び起こすことでその時の記憶が鮮明になります。ですが、これが悪い方向に働いてしまうと過去のトラウマを鮮明に思い出してしまうことになります。Fi-Siループの状態になってしまうとしんどいですよね。
勉強とかでも「感情の蓄積」は活かせると思っていて、なにかを暗記する時にその感情的イメージとセットにして覚えると、そのイメージを思い出すだけなので、記憶を呼び起こしやすいんじゃないかと思います。
劣等機能Te(外向的思考)
INFPが最も苦手な機能のTe。世の中のルールを把握して、合理的に思考して実行していく機能。
これはとても苦手です。ですが、実生活には重要な機能なので訓練しながら使っています(使えているのかな?)。
Teが劣等になったのも幼稚園での経験があったからだと思っています。「誰も信じられない」という思いは幼稚園そのものの疑問につながっていました。「当たり前」は全て正しいわけではない。そんなことを幼いながらも感じていた私は世の中で正しいとされていることをそのまま受け取ることが難しくなっていました。
「当たり前」を実行していく「合理性」よりも他者に寄り添って平和を実現していくこと。それが何より大事だという信念につながっていきました。Neが発達してからはよりその傾向が強くなっていったと思います。
初投稿の今回はINFPの心理機能の発達と幼少期の経験の関連を自身の経験から考察してみました。いかがでしたでしょうか?みなさんの経験と重なる部分はあったでしょうか。
少しでも共感や気づきがあったら嬉しく思います。
次回はINFPの心理機能の組み合わせはどうして生きづらいのかということについて持論を自由に書きたいなと思っています。
フォローもぜひお待ちしています(^^)
それではここまでお付き合いくださり、本当にありがとうございました!またね!