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【読書記録♯1】 トリノトリビア

本を読む機会が増えたので読みっぱなしは勿体無いと思ったのでnoteに読んだ感想や、その特色などをまとめておきたいと思いました。本を読み終わってから記事を書くので更新頻度はまちまちになると思いますが、よければどうぞ。

私の趣味ですが動物系の雑学本とかを好むのでそっち方面の記録が多くなりそうな気がします。

ということで初の読書記録。

西東社から出版されている『トリノトリビア』を読みました。

正直表紙に惹かれて手を伸ばしてしまいました、鳥のイラストが可愛いですね。公式ページの方を見てもらうとわかるのと思うのですが、とても読みやすい書物です。

・四コマとユーモアのある文章が特徴的

最初に四コマでふふっと笑える鳥たちの一面を軽く読めます、その後にユーモアのある文章でタイトルと四コマの補足をするように続きます。身近な鳥について書かれているので読んだ次の日から鳥に目が向いてしまいます。

思わず『へぇ』と声がでしまうような豆知識と、誰かに話したくなるような話もまた飽きずに読めるポイントです。自分は書くことには飽きないのですが、読むことには飽きてしまう性格なのでストレスなく読み切れる本はとても好みです。


・鳥のことを知りたいけど専門的すぎるのは……という人向け

鳥に限らずですが知識のために読む本には色々な方向性があります、自分の中では大きく分けて二種類あると思ってます。

一つは既に学問で習得し、さらなる知識のために読むもの。
二つ目は全く知識はないが、図解や初心者に向けたもの。

この本は二つ目に当てはまります。スズメがいるなー、カラスがいるなーという軽い気持ちで読めるタイプです。いつも見ている鳥からたまに見る鳥まで紹介されています。

買い物へ行く道や、通勤の道で見かけた鳥の名前がわかるかもしれません。そろそろ桜が咲く頃です、桜に集まる鳥を観察するのもいいかもしれませんね。


・最後に感想と身近な鳥について

この本を読む前から趣味で動物の行動や知識を齧ってましたが、新たに加わった知識もあったので読んで良かった思えました。

確かに昨今はネットで調べれば鳥の特徴や習性が解説されているページを見つけることもできますが、どのような形で知識を手に入れて頭の中に保存するかは人それぞれです。

それも読んで満足してしまって、長期的な記憶に残らないと私的にはあまり意味がないと思えてしまいます。この本は四コマとユーモアのある文章で『ふふっ』と笑わせることで

面白い→面白い記憶に整理される→面白いことを思い浮かべる時に思い出す

という形を取っている気がします。

最後にちょっとした鳥観察の話です(本の内容からはちょっと離れます)
軽く鳥を見分けるには簡単に大きさと色を見てみましょう。

小さくて鮮やかなグリーンに目を縁取るように白が入っていればメジロですし。
大きく黒い鳥は基本的にカラスでしょう、あ……でもカラスはハシブトガラスとハシボソガラスがいるのでここを見分けることができればさらに面白いです。

ハトといってもドバトやキジバトがいるわけですし、一言で鳥といっても本当に姿も習性も違います。

その小さな興味に、この本がぴったりです。



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