残さなければいけないこと

数日前
自宅でぶっ倒れた

脳貧血。

立ち上がって
数歩、歩いた瞬間に

「あ、やばい」

しゃがもうとしたが
時、既に遅し
前向きに床に倒れ込だ

「いったぁー……」 

徐々に意識が遠退くが
声が出る筈もなく

違う部屋にいる
唯一の家族も気づかない

「こうやって死んで行くん、か…」
と思いながら意識は途絶えた

気絶してたのは
数分程度だと思うが
意識が戻っても身体が動かず
倒れる時に着いた両手首の痛みで
正気に戻った感じだった

その夜から
枕元にはメモを置くようになった

中身は

「もしもの時に知らせて欲しい人」

本当に自分にとって大切な人なんて
家族であっても
全てを把握しているはずもなく
そもそもスマホなどの
通信媒体のロックが
大きな隔たり、だったり
(ロックを外されたくもないけれど)

とにかく
名前と電話番号だけは
常にわかるように
置いておく事にした

ここ2ヶ月程で
亡くした大切な命があり
その大切な人達が
残して行ってくれた事、きっと

掌握

一日一日春に向かっているし
私の人生もまだ続くようなので
思いを残す事なく
時間を織り成していこう。

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