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昭和の劇 映画脚本家 笠原和夫
スター脚本家とは笠原和夫のこと
時代時代に人気脚本家は現れますが、昭和の終わりに畏敬の念を持って語られ、まさに脚本界のスターだったのが笠原和夫さんです。
銭になり客を呼べる映画をえげつなく求めた東映で、量と質、ベタとトンガリ、革新と保守、深さと広さ、超大作と添え物、なんでもこなしたトンデモナイ脚本家でした。
本も分厚く中身もこってり濃厚
そんな笠原和夫の全貌を詰め込んだのですから、物も中身もずっしり。荒井晴彦さん、絓秀実さん、入魂の一冊。
読んで面白く、持っていてうれしい。
細部まで凝りまくり。
脚本リストもついていて、その数に圧倒されます。
第一版第二刷。
当時はすぐに買える勇気と財力がありませんでしたが、今思えばこの4,286円は安い、安すぎる!