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【こどもの日特別企画】クリエイターが大切に思う絵本10選


こんにちは、ラナエクストラクティブ(通称: Rex)広報のしまだです。


5月5日は「こどもの日」ですね。こどもの健やかな成長を祝い、願う日に向けて、今回はRexメンバーの大切な絵本を聞いてみました。お子さんにはもちろん、大人になったからこそ心に染みる絵本もたくさん。ぜひ、気になる絵本をチェックしてみてください。


ラインナップはこちら!

自分がこどもの時によく読んだ、思い出の絵本

1. 『おかえりなさいスポッティ』 マーガレット・E・レイ (文)、H.A.レイ (絵)、中川健蔵(訳)

小さい頃のお気に入りの絵本でした。物語冒頭、自分だけ他の家族と柄が違うという理由でおでかけに連れて行ってもらえないスポッティの行動が非常に切ないです...みんなと同じじゃなくていいし、違うことって素晴らしいよね!と思えるお話です。出てくるうさぎたちもみんなとっても可愛らしいです。(アシスタントディレクター・I)


2. 『ミッケ!』 ウォルター・ウィック(写真)、ジーン・マルゾーロ(文)、糸井重里(訳)

たくさんの物が散りばめられた写真から、隠れている物を見つける絵本です。小さい頃夜寝る前に父親と競っていて、どちらかが見つけたら寝る、という約束でした。見たことのない海外のおもちゃや、ちょっと怖そうな人形などが一見乱雑そうに見えながらもきれいにレイアウトされていて、大人になった今では美しい写真作品集のようにも思われます。自分の負けず嫌いなところや、良いなと思う世界観の原点になっている気がします。(アシスタントエンジニア・U)


3. 『うさぎのくれたバレエシューズ』 安房直子 (著)、南塚 直子(絵)

小さい頃、家にあった絵本で一番好きでした。うさぎがたくさんいてかわいい。絵も繊細で素敵です。(デザイナー・M)


自分のこどもや、友人のお子さんなどへ贈り物にしたい絵本

4. 『もりのえほん』 安野光雅(著)

安野さんの、森を見て木を見ず的な絵本。大人から子供まで楽しめる。
頭が固い状態だと、ただの森の描写だけで、これが絵本?となる。やがていろいろな「何か」が見えてくる。しかし、ギリギリそれが何か分からない最後まで分からないレベルのものや、時に自分が勝手に見てるものもあり、深淵な世界。(シニアプランナー・U)


5. 『きりのなかのサーカス』 ブルーノ ムナーリ(著)、谷川 俊太郎(訳)

きりをトレーシングペーパーで表現している点が秀逸。(アートディレクター・I)


6. 『せいめいのれきし 改訂版』 バージニア・リー・バートン(著)、まなべ まこと(監修)、いしい ももこ(訳)

子供が2才になるときに妹から誕生日プレゼントでもらいました。字が多いのでちょっと早かったかなと思いますが、読んでいる親も面白かったです。「どうやって私は生まれてきたの?」「人間はどのようにできたの?」といった子供が誰でも持つ原始的な質問にも、こちらの本をベースにロジカルかつ哲学的にも説明することができます。(アカウントディレクター・Y)


大人になった今だから楽しめる絵本

7. 『からすのパンやさん』 加古里子(著)

子供のころに読んだ絵本です。作者のかこさとし展に足を運んだ際に再会をはたしもう一度読み直したくなり、入手しました。どっさり、たくさん、つくられたパンの一覧をひろげると、しあわせが押し寄せてきます。(アシスタントデザイナー・T)


8. 『ぐるんぱのようちえん』 西内 ミナミ (作)、堀内 誠一(絵)

ひとりぼっちの大きなぞう「ぐるんぱ」はいろいろな職業につくけど失敗ばかり、どこも追い出されてしまいます。でも、最後にたどり着いたのは....。あるところではマイナスになってしまう特徴も、見方を変えればプラスになるかも。大人になった今だからより、じんわりくる絵本です。(広報・S)


一度読んでからもう一度読みたくなる絵本

9. 『しろくまのパンツ』 tupera tupera (著)

細田守監督の「未来のミライ」に絵本やキャラクターデザインを提供しているtupera tuperaさんによる絵本です。大人になってからミュージアムショップで見かけました。最後まで読んでから、最初に戻ってもう一度読んでしまいました。騙されて一度読んでみればそうしてみたくなる意味がわかると思います!普通に子どもが見ても楽しめる絵柄とお話ですし、大人が見てもハッとする感じがあってスゴイなあと感じました。(アートディレクター・A)


大人も子供も楽しめる絵本

10. 『アンジュール ある犬の物語』 ガブリエル バンサン (著)

CMコンテ絵の表現力UPに役立てたいと思い、10数年前に購入した絵本。言葉も無く、色彩も無い。とても簡素な作品。しかし、見始めると、向き合った人の心のとても深いところに、とても強く語りかけてきます。大人、子供、向き合う世代で感じることは違うかもしれませんが、それぞれの世代の感情に、強くやさしく寄り添うことができる稀有な絵本だと思います。(クリエイティブディレクター・J)


以上、Rexメンバーの大切な絵本でした。ご意見・ご感想、「もっとこんな情報が知りたい!」などの声もいただけると嬉しいです。

それでは、また次回。


広報・しまだ

イラスト:たなべあかね


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