鬱になって得た、たくさんのこと
たくさんのお客さまにめぐまれて
薬草樽サロンをはじめて3週間が経ちました。あまり告知に力を入れていないため、誰かいらっしゃるのかしら?と半信半疑だったのですが、お友達や、口コミ、新聞取材をご覧になって…と、予約が入るようになりました。午前中は事務仕事、午後は子どもやわたしの予定とにらめっこして、無理のない範囲でお迎えしています。
同業者さんから、利用してみたいというお声がかかることは、緊張するけれど、すごくありがたいことです。
ふりかえればたくさんのことができていた自分
鬱になったときは、本当に苦しくて、毎日自分のことを責めていて、疲れ切っていました。こんな人生、終わらせたい。暗闇のトンネルにずっといるような感じでした。どこかで殺人事件が起きた時は、なぜ殺されるのが自分じゃないのか、と感じたものでした。
双と鬱を繰り返し、最終的に強制終了になって、入院したのですが、体調を崩したのに、自分を見つめなおさないまま続けていたからだったのかなと、今では感じています。
退職してよかったこと
わたしの情熱の源泉の中に、「自分にしかできないことをする」「人に生きがいを与える」があるのですが、公務員は、「代わりがいる」仕事だと感じていて。楽といえば楽なんですが、きちんとやる人と、そうじゃない人の差が激しかったように思います。民間でも同じなのかもしれませんが、長い時間安定した所にいると、危機感ってなくなるんだなあと感じたものです。あとは、もう少し同じ目線で人と関わりたいと思いました。
子どもたちの「お腹すいた!」に、すぐ対応できることは、わたしにとってすごく嬉しいことです。最近は17時から夕ご飯を食べています。
時間にも、気持ちにも余裕がある生活なので、これまでやりたかった小さいことを少しずつこなせているというのも嬉しいです。
あと、わたしはHSPなのか、市役所の職員やお客さんのいろんな氣をぎゅんぎゅん吸ってしまって、疲れやすかったです。平気なひとはすごいなあと思います。心がザワザワすると、よくお手洗いにいって手を洗っていました。お水に触れると楽になることがよくありました。年配の男性は声が低い人が多いので、何を言っているかわからなくてこちらもすごいストレスでした。
というわけで、嫌なことがたくさんあったので、体調を崩したことを理由にして、とにかくその場所から離れて良かったです。
今、つらい人に伝えたいこと
本当に、よく生きてくれました。必ず、自分が行きたいとおもうところに行けます。とても長い時間がかかったとしても。
わたしは、深夜のお笑い芸人に少し救われました。あと、龍が如く。庭の草取りも。自分が心地よいと感じることのできる環境に、身を置いて、美味しいものたくさん食べてください!