家にあるお茶で香炉を焚いてみた
こんばんは、ラムネ編集部のTです🌙
以前「ほっとひといき…☕️紅茶にまつわるゆるケア7選」という記事を書いたのですが、今回はこの中でご紹介した茶香炉のゆるケアをやってみたいと思います!
茶香炉の香りを楽しむ
茶香炉とは、茶葉を熱であたためることでふわっと広がるお茶の香りを楽しむアイテムです。
お香系のモノが好きなTですが、寝る前に茶香炉を焚いたらとっても素敵な時間を過ごせるのでは…!?と、お茶の香りを楽しみながら読書したり机に向かって字や絵を描きたい!という妄想が止まりませんでした。
こんなに楽しげな妄想が広がるなら、いっそのことやってみて記事にしちゃえ〜!
そしてせっかくいろんな茶葉を試すならなにか目的があったほうがいいな〜と思ったので、香りに最も適したシチュエーションを考えてみようと思います!
用意するもの
さっそくTのおうちにある茶葉を片っぱしから集めてみました。
棚を掘り返したら意外といろんな種類の茶葉を溜め込んでいました。普段Tがよく飲むのはほうじ茶、紅茶、コーヒーです。
ハーブティーはPMS(生理前の不調)で心がささくれ立っている時など、気持ちを落ち着けたいときに飲みます。
チャイはいつ買ったんだろう…………(記憶がない)
茶葉じゃないのも混じっていますが、茶香炉について調べていたときに「挽いたコーヒーでもできる」と見かけたのでチャレンジしてみようと思います!
茶香炉は、百均のアロマポッドを代用します。
こんな感じでやっていこうと思います!
🍵 ほうじ茶
まずは普段一番よく飲んでいるほうじ茶から!
こちらは名古屋大須の嘉木園さんで購入したほうじ茶です。店頭で焙煎している茶葉をその場で真空パックにして香りをぎゅっと閉じ込めたこだわりの一品。
ここでプチトラブルが発生
茶筒の蓋を開けようとしたら、手が滑って床の広範囲に散らばしてしまいました。とほほ〜となりながら床掃除…
気を取り直してスプーン一杯をアロマポッドに置きます。
すでに茶葉の香りがふわっと漂ってきますが、これはいつもお茶を入れるときに嗅ぐおなじみの香りです。
茶葉が大きいので、スタンダードな茶香炉って感じで映えますね(?)
一体どんな香りに変化するのでしょうか…
着火🔥
見てください、これが茶香炉です!👏
(火をつけるとポッドが熱くなって触れないので、下にコースターを敷いています。火をつけてから移動させたい人はコースターを敷いておいたほうがいいかも)
火を灯してからすぐは香りの変化は特にありませんでしたが、徐々にお茶を入れた時のような深い香りに変化していったように思います。
お茶を入れる時より香りが若干スモーキーですが、そこまで気にはなりません。Tにはむしろ心地よいくらい。
香りの広がりも良くて、アパートの部屋の中どころか玄関先まで香りが広がっています。茶香炉初心者なもので、茶香炉というものがそういうものなのか、選んだ茶葉が良かったのか分かりかねますが、こんなにも香りが広がるものとは思っていなかったので感激です。
芳醇な和の香りに包まれながら純日本文学の読書をしたら、没入感が抜群なんじゃないでしょうか。
和風な香りを楽しみつつキャンドルからもれ出す灯りを見ていて、ふと芥川龍之介の「雛」に出てくる暗い行燈のストーリーを思い出しました。
部屋の明かりを消してキャンドルの灯りだけにした今のシチュエーションが、暗い行燈から文明の象徴である明るい石油ランプに取り替えたお話とは逆になっていて面白いです。でも芥川龍之介の一節を思い出さなくても、どんな時でもキャンドルの灯りはノスタルジックな癒しを与えてくれるように感じます。
そんなことを訥々と考えている間に香りも徐々に変化していきました。
煮出しすぎて苦くなったほうじ茶っぽい香りに変わってきたなと思っっていたら、なんとなく焦げ臭くなってきたので混ぜてみることに。
あっこれは混ぜるのがむずかしい!
スプーンの柄で混ぜていて気がついたのですが、せっかく用意したアルミホイルを使わずにのせてしまいました。アルミホイルでお皿を作れば混ぜやすかったと思うのですが、先程の茶葉散らかしプチパニックで完全に忘れていました。
また茶葉を散らかしてしまった…
悔しかったのでアルミでカップを作って再挑戦。
先ほどとだいたい同じ時間焚いてみましたが、焦げ臭くならず、しかし和の香りは先ほどと遜色なく立ち込めます。しかも混ぜやすい、茶葉もすぐに交換できるといういいことづくめです。
アルミホイルは必須です。
☕️ 紅茶
ここからはサクサクといってみましょう!
続いては王道の紅茶です!
みんなだいすき日東紅茶デイリークラブのティーバッグ。
中の茶葉を拝借しようと思います✂︎
切ってびっくり!
ノーマルな形のティーバッグってこういう構造だったんですね。袋状と思いきや筒状だったとは知りませんでした。
ほうじ茶と比べるとずいぶん粒子が細かいですね。ティーバッグの中身をほとんど気にしたことがないので観察が楽しいです。
さてさて香りですが…
かすかにですが紅茶を感じる、とっても仄かな優しい香り。
勉強や書きものなど、机の上で集中したい作業の時に良いです。
仄かで控えめなので作業の邪魔をせず、机で作業しているとちょうど良いくらいです。キャンドルの灯りも近くて癒されるし、机の上だけ特別な空間になったような感じがします。
先程のほうじ茶と同じように、お茶として飲んだ時より少し香ばしいのがいいですね。茶香炉をする前は煙が出るものだと思っていたのですが、まったく出ないのが嬉しいです。
🌿 ハーブティー
続いては無印良品のざくろ&ローズヒップのハーブティーです!
甘さと酸味のある香りです。
ポップコーンのような香ばしさもあって、原材料を見たら柘榴の種が入ってました。種を熱するとポップコーンの香りになるのかしら。なかなか他にはない、夢の中で微睡んでるようなアロマの香りです。
この香りに包まれながらヨガやストレッチなど、フィジカルをリラックスさせることがしたくなります。
せっかくなのでこの香りの中でストレッチをやってみました!
コチラはたまに寝る前にやっているストレッチ動画です。デスクワークかつ普段まったく運動しないTにはハードですが、いい感じに全身運動ができるし、最後の実況者?さんのさわやかな笑顔で、晴れ晴れとした気持ちで終わることができるおすすめ動画です。
いつもと違う香りの中でするストレッチは、心身ともにリラックスできてとても良かったです。
こちらは特にお茶として飲んだ時と香りの印象が全く違いました。ハーブティーにも色々な種類があるので他の香りも試してみたいですね。
☕チャイ
みんなだいすきyogiのチャイ!
茶葉の色からしてなんだかオリエンタルです。
香りもスパイシーで刺激がありつつも優しくて落ち着きます。
ルイボスティーをベースに、カルダモン、シナモン、クローブなどのスパイスが入っているのでその香りですね。
なんだか知識欲が刺激される香りです。
この香りの中でラジオを聴くのがいいかなと思いました!
ちょうどアプリでラジオを聴いていたのですが、新しい情報を得ることに対して、いつもよりちょっとアグレッシブになれるように感じます。
なんというかうまくは言えないのですが、鼻からの刺激と耳からの情報量のバランスがちょうど良いんですよね🌿
紅茶を焚いた時も思いましたが、香りの強弱って結構重要なんですね。
☕️ コーヒー
最後は中細挽きのコーヒー豆です。
ふわっとコーヒーの香りが広がり、家の中が一気に喫茶店になりました…!
普通にコーヒーを入れた時とはやっぱり違うんですよね。火で炙ったコーヒーの香りが、喫茶店独特の部屋に染み付いたコーヒーとタバコのような香りを連想させます。
スプーン一杯で自宅で喫茶店気分を楽しめるなんて贅沢です。
コーヒーの香りって嗅ぐと無条件でQOLを意識してしまうのですがTだけでしょうか…。
この香りを嗅いでいるときちんとした生活を送ってみたくなります…!
ということでTは洗濯物にアイロンをかけました👍
アイロンがけはTの嫌いな家事ランキングで通年ワーストトップを疾走しているのですが、コーヒーの香りによって自分の中にわずかに残されたQOLへの意識が刺激され、見事アイロンがけを完走することができました。
ついでにアイロンがけの次に嫌いな皿洗いもしました。えらいぞ自分!
やりたくないけどやらなきゃいけないことがある日は、それにあった香りを焚いてみるのもいいかもしれませんね。
◆ ◆ ◆
まとめ
Tが考えた「香りに最も適したシチュエーション」はこんな感じです〜!
また、茶香炉を初めて焚いてみた全体の感想としては、
いろんなシチュエーションを考えたりやってみたりして楽しかったです☺️
個人的にはチャイの香りがお気に入りです。
みなさんも家にあるいろんな茶葉で香りを楽しんでみてくださいね〜!
それではおやすみなさい🌙
今回取り上げたゆるケアは「ラムネ」にて掲載中!
↓ゆるケアアプリ「ラムネ」をダウンロード(iOS版のみ※2022年3月現在)
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