八月のシンデレラナイン アニメ1話 感想
昨日からスタートした八月のシンデレラナインのアニメ第1話の感想記事です。アニメ、ゲームのネタバレご了承ください。
アカツキという上場企業を応援する過程で八月のシンデレラナインのソシャゲをプレイするようになり、ついにアニメが放送されました。
ではアニメの感想とブームになる可能性について私なりの予想を述べていきたいと思います。
①主人公への伏線を感じる
主人公の有原翼はゲーム内では高校女子野球界最強の野球お化け人間の設定ですが、
豪速球を投げるシーンやホームランを打つシーンはアニメ一話にはありませんでした。
ゲームをプレイせずにアニメをみた人は有原翼の事を野球お化けだとは感じないように演出していたと思います。
有原の野球の実力がまだ見えないというのは良い伏線だと思います。
②1話は野球初心者の視点で物語が展開
初めて野球というスポーツに挑戦して楽しかったというお話でした。女の子とキャッチボールするとああなるよなというのを見事に表現していたと思います。
嫌味がなく、爽やかな1話だったと思います。
③作画について
私はアニメ大好き人間ではないのでまあこんなものだろうという印象を受けました。
ディズニーやジブリアニメはぬるぬる動きますが深夜アニメだからまあこんなものでしょう。
作画が怪しい部分はありましたがアニメの評価が下がるほどではありません。
④オープニング演出
OPの演出ですが、微妙ですね。ゲームで同じ曲を使用した演出はすごく良かったのですが、オープニングの演出は低レベルであり、曲とアニメの雰囲気にあっていないと感じました。
⑤エンディング演出
今回は有原が野球経験者だったのだという事を新規視聴者に知らせる伏線の演出だったので、次回で演出は変わると思います。
曲は槇原敬之さんの『どんなときも』でした。
ハチナイのアニメを視聴する年齢層は様々なデータや課金の情報からメインの年代がわかっていると思うのでオッサン世代直撃の良い選曲ではないでしょうか?
ツイッター等でどんなときもがエンディングに流れてきて驚いた、笑った、感動した等が流れていたことからもマーケティングの効果も狙った選曲だったと思います。ある程度は狙い通り上手く話題にはなっているとは思います。
元気ハツラツの野球娘達という感じのアニメではないなとも選曲から感じました。
今回は有原の伏線を張った演出だったので次回はもっと凝ったエンディング演出を期待したいところです。
⑥野球愛を感じたか?
野球描写のミスは叩かれる事をわかっているのかかなり気をつけている事は感じました。
1話で野球愛を判断する事は難しいですが、野球アニメとしては及第点だったと思います。
⑦全体的な印象
爽やかで嫌味のない雰囲気であり、野球部をどのように結成していくのか次が気になる仕込みをした第1話でした。
BGMが頭に残るようなものがない所が残念でしたね。大ヒット作品はBGMだけで作品がわかるくらいの強いインパクトを残すBGMが必ずがあります。
続きが気になるという点で及第点以上の1話だったとは思いますが、人にオススメ出来るほどの作品になれるかは2話以降の展開と良いBGMが登場するか否かでしょう。
10点満点評価
ストーリー6
世界観6
キャラクター6.5
ワクワク5
爽快感5
テンポ6
話の密度5
作画5
音楽4
オープニング演出3(曲と作品の雰囲気がかみ合わず、演出がショボい)
エンディング演出6(選曲は話題性○伏線も良い)
伏線7
伸び代7.5
盛り上がりに欠ける一話でしたが、スタートが1番盛り上がる映画やドラマなんてありません。
ストーリーや世界観は及第点の6点でしたが、今後の展開次第では7点8点もつく可能性はあります。
伸び代を感じる一話でした。
音楽はショボいですね、ゲームのBGMの方がずっと良いと思います。今後の新しいBGMに期待ですね。
一話時点での完全なヒット予測はソシャゲではないので難しいですが、
日本中で話題になるアニメにはなれない気がしますが最終回の後に2期も見たいなぐらいの出来には落ち着くと思います。
二度とアニメは作らなくていいと酷評される事はないなと確信できるキャラクター視点の作り方や伏線の張り方や演出の仕方だったと思います。
ハチナイの良さである、爽やかさとアカツキらしい、狡猾な伏線や仕込みを感じられたのは良かったです。