NARUTO第1話の異常なまでの面白さ
新連載漫画で生き残る予想の企画を書く際に
サムライ8 八丸伝の予想を行いました。
そちらの記事はこちら
サムライ8 の考察を行う中でふとNARUTOの第1話ってどんな感じだったかなと思い、コミックス第1巻を手にとってみました。
読むのは何年振りでしょうか?おそらく10年振りぐらいにNARUTO第1話を読んでみました。
感想は
その面白さに絶句…
こんな面白い新連載漫画みた事ない
まさに100点満点中120点の第1話だと思います。
歴代のジャンプ漫画の中でも第1話のみの面白さ
比較ランキングを作ったならば圧倒的に1位ではないでしょうか?
もう少し何が面白いと感じたのか具体的に語らせていただきます。
まず世界観が最高ですね。
忍者の世界に忍者学校があり、
そこの落ちこぼれ生徒と熱血教師との物語からNARUTOはスタートします。
忍者の世界観にブレもなければ
生徒と教師の熱い人間関係にも一切のブレがありません。
10点満点評価(6点が及第点)
世界観9です。
第1話に出てくる忍術が王道中の王道
分身の術という誰もが忍者からイメージ出来るわかりやすい術を第1話に持ってきたセンスが凄まじいと思います。
現在のジャンプの忍者漫画は忍術というのなの攻撃技を第1話から使っていますが全く忍者っぽくありません。
わかりやすい忍者からのお色気の術というひと捻りが心地よいテンポと明るい世界観を作り出しています。
ストーリー8.5
コマ割りもセンスの塊でしょう。
読みやすく、キャラクターの感情がスッと伝わり、状況も良くわかります。
コマ割り7.5
バトルシーンも素晴らしいです。
先生忍者対先生忍者の本格的な忍者対決が1話から展開されます。
忍者漫画でイメージするのは忍術対決であり、主人公サイドの先生と敵役の先生がほぼ互角の戦いを繰り広げるのは燃えます。
爽快感8
第1話から忍術で無双する先生よりもギリギリの戦いを繰り広げる先生の方が応援する気持ちはより高まると思います。
後ほど、無双する本当の師匠役のはたけカカシが登場するのも非常に巧みな展開だったと思います。
そして第1話からフルブーストの面白さを展開していたNARUTOですが、
伏線はしっかりと張りまくっていました。
4代目火影
という事は○代目火影も出でくると読者は予想します。
九尾の狐の力を封印されている
今後のナルトの成長に大きな伏線になると思われます。
NARUTOには両親がいない
何故いないのか後に語られると読者は気になります。
忍者学校の試験制度
忍者学校で合格した後はどうなるのか読者は気になります。
忍者というシステムがどのように機能しているのかは実はほとんど1話では、語っていません。
伏線7.5
絵も当然読みやすく、魅せるコマのキャラクターの表情は抜群であり、感情を揺さぶられます。
絵の魅力8
という事で1番面白い漫画はという議論に答えはないと思いますが
1番面白い第1話の漫画はと聞かれたならば私はNARUTOの第1話を候補に上げたいと思います。
10年以上NARUTO第1話を読んでいない方は是非もう一度読んでみてください。
名作は時が経っても名作です。