社会人向けの記事 自己育成とは何か?
私が新入社員の頃、自己育成に時間とお金をかけなさいと会社側から言われたものです。
しかし、会社は自己育成とは何なのか?は教えてくれませんでした。
結局、自己育成とは何か?私の経験をもとに私なりの考えを記述していきます。
目次
①とりあえず入社後に日本経済新聞と契約したがほとんど読まないで一年過ぎた経験談
②どのようにすれば日経新聞を読めていたのか
③自己育成とは何なのか
④自分のやりたい事がわかっていない人に自己育成は絶対に出来ない
⑤自分で設定した超簡単なハードルを越えた自分を褒めよう
⑥まとめ
①とりあえず入社後に日本経済新聞と契約したがほとんど読まないで一年過ぎた経験談
ビジネスマンが読む新聞といえば日経と言われています。
私も新入社員の時に日経を契約しました。
しかし、ほとんど読まずに一年が過ぎて新聞代金を無駄にしてしまいました。
何故読まなかったのか考えた時に日経がつまらなかった事が原因ではありません。
私は日経新聞を読もうとするアクションすら起こしていませんでした。
日経は毎朝届くが出勤の準備で忙しいから読まないで職場に行く毎日です。
職場で日経新聞の記事について会話する人もいないので読む必要性も全く感じていませんでした。
日経の記事を読むよりも新入社員として仕事をさっさと覚える事に必死でした。
日経の記事が面白い面白くない以前の問題です。
今ならはっきりわかります。自分自身が超えるべきハードル設定のやり方が下手くそすぎでした。
ハードル設定に関してはこちらの記事でも書かせていただいていますが
新入社員の私は日経新聞を読むならば隅々毎日読まないとダメなんだと決めつけていたのです。
②どのようにすれば日経新聞を読めていたのか?
日経新聞を読む事だけが自己育成ではありませんが、もし新入社員の自分に日経を読む癖をつけてあげるならば、以下のようにハードルを設定します。
・毎日朝起きたらトイレに行く前に新聞に触れる事を一週間やる。
・トイレに行く前に触れた新聞をトイレに持ち込むんで用を足している時だけ新聞を読む事を一ヶ月やる
・トイレで用を足した後に一面だけリビングに持ち込んで朝ごはんを食べている間だけ一緒に読む事を一ヶ月やる。
・読み切れなかった一面の新聞紙をカバンに詰め込んで通勤中に読む事を一ヶ月する
・カバンに入れる新聞紙の枚数を二枚に増やして通勤中に読む事を一ヶ月する
以上のように超簡単なハードルから自分が出来そうな簡単な目標を細かく設定していけば4ヶ月後には新聞紙二枚分は記事を読む習慣が出来ていたと思います。
4ヶ月かけて新聞紙2枚ですから1年経っても日経全てを毎日読む事は出来なかったと思いますね。
しかし、小さなハードルを設定しなかった私と比べると新聞を読む癖がついた分だけ情報を仕入れる感度は高くなっていたはずです。
③自己育成とは何なのか?
ここまで日経のお話ばかりでしたが、
日経を読む事が自己育成ではありません。
自己育成とは自分でハードルを設定しようとする行動そのものです。
会社に働いていれば売上目標等のハードルが与えられます。これは自分で設定した目標ではないのでどんなに頑張って達成しても自己育成ではありません。
学校の勉強もそうです。テストで良い点を取る為の勉強はテストの点数が良いと成績が良くなるというハードルを学校側から与えられているので自己育成ではありません。
自己育成をする為にはなりたい自分を見つけなければなりません。
モテたいのか?お金持ちになりたいのか?健康で長生きをしたいのか?人の役に立つ事をしたいのか?自分の幸せは自分の心に聞いてみてください。
どんな自分に変化していけば自分は幸せなのだろうか?という事をまずは見つけていかないと自己育成は絶対に出来ません。
なりたい自分、自分のやりたい事、自分の夢が見つかったならば、超えていかなければならないハードルが山のように出てくると思います。
今の自分では到底越えられないハードルが頭の中にたくさん浮かんでくるでしょう。
簡単に出来そうだなと思っている事は夢ではありません。簡単には叶わないから夢なのです。
その簡単には超えられない馬鹿でかいハードルをノコギリで小さく千個や一万個に分割していって一個づつならば超えれるような気になるようにアレンジしていく作業が自己育成です。
④自分のやりたい事がわかっていない人に自己育成は絶対に出来ない
自分のやりたい事が見つかっていない人に自己育成はできません。とりあえず自己育成の前に自己分析を頑張りましょう。
上の記事でも語りましたが、私は就活は年収や知名度で職場を選びました。周りから凄いねと言われる企業だからこそ入社を決めました。
しかし、私のやりたい事が出来る企業ではなかったので後々、私は仕事を辞めることを決意します。
自分のやりたい事が本当はわかっているのに周りからの評価で人生の道を決めようとすると必ずどこかに無理が生じます。
私は無理が生じて仕事を辞めました。
本当はこれがやりたいのにという事が心の奥底に引っかかっている人はたくさんいると思います。
だからといって仕事を今すぐにやめて自分の夢に全力で向かう事はハードルが高すぎると思います。
自分の生活の安心感は感じつつも自分の本当にやりたい事に向けて今できる超簡単なハードルは何だろうか?という事を考えて行動してみて下さい。
⑤自分で設定した超簡単なハードルを越えた自分を褒めよう
自分で設定した小さなハードルを越えた自分を全力で褒めてあげて下さい。次のハードルを越える活力になります。
これを繰り返していくと、軸を待たずになんちゃって自己育成をしている人間とは比べ物にならないくらい自分のやりたい事に近づいている人間になれます。
コンパスを持たないで旅をしても目的地には絶対につきません。やりたい事を決めて、今、出来る超簡単な事を取り組んだ人はほんの少しづつですがゴールに近づいていきます。
⑥まとめ
心の奥底に眠る夢をかなえる為の巨大なハードルを越えていく為にハードルを小さな形に分解していく作業が自己育成です。
いかに簡単そうに思えるか、これなら出来そうだなというハードルを自分自身で設定してあげて、自分のやりたい事に向かってほんの僅かでも進んでいる自分を褒めていく作業が自己育成です。
人生のレールは自分で作るものです。
あなたがやりたい事はあなたにしかわかりません。
この記事を読んだ方はなんちゃって自己育成をしない事を心から祈っています。
皆様の応援に支えられて毎日連続投稿継続中。ゲームアプリの触りの部分をプレイする事でゲームの出来を独自に判断し半年後のセルラン を予測をしていましたが、エンタメ未来予測全般に挑戦したいと思っています。