脱SNS疲れ。
高校一年生の時に初めてスマホを手に入れ、みんながやっているからと自然にTwitterやInstagram等を始めた。友達のことを知れるし、面白い投稿も見れるしいいなとぐらいに思っていたが、最近突然見るとしんどくない?と気が付いた。他人が他人に悪口を言っているのを見ると心がつらいし、不快と感じることが少なからずある。心に悪いなと思っていた。色々調べてみると、京都健康長寿医療センター研究所が発表した「SNSの利用状況と精神的な健康との関連」の研究結果があった。
LINE、Facebook、Twitter、Instagramの4つのSNS。「発信」と「閲覧」でそれぞれ「週に数回以上利用する」と答えた人を「定期利用者」として、心の健康について質問。都内在住の18~97歳の計8576人から郵送で回答を得たデータだ。結果は全ての年代でLINEを頻繁に利用する人は、LINEをしない人に比べて精神的な満足感や幸福感といった心の健康状態が良いことがわかった。一方、Twitterを頻繁に利用する人は発信と閲覧両方の利用者に悩み・抑うつ傾向が強くなる関係が示されている。さらに、中年者及び高齢者でTwitterを定期発信している人は、孤立感を有している割合が高くなる傾向も認められている。
これを見て驚いたのはやSNSには利点だけではなく、マイナスな点があるということ。自ら疲れに行く行動をするのはアホらしいと思った。だがその一方きれいなものを見たり、美味しいものを食べたりしたときにはストーリーに乗っけてしまいたくなる気持ちもあるわけで、数年間で作られた習慣や価値観をいきなりなくすということは難しい。
『リア充』の定義を推敲しながら、精神的にも健康な毎日を送りたい。