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コロコロ変わることは悪い事じゃない


1度立てた目標は絶対に達成するんだ
自分の掲げた理想通りに行動するんだ
計画は絶対に予定通りに遂行しよう
夢は絶対に諦めず、やり遂げる


みたいな、情熱に溢れ、一本芯が通っているように見える姿勢ってもてはやされがち。

もちろん、全てが3日坊主になって、何も習慣化できなかったり、全てすぐに投げ出す様な、あまりにも中途半端な生き方は改めたい。

しかし、絶対にブレてはいけないのだろうか?

みんなそうじゃなきゃいけないと思っている。

しかしだ。

考えてみてほしい。

自分の最初の計画とか予定って、全くその通りになっているだろうか?

10年前の夢や目標と、今の目標が全く変わっていない人っているだろうか?
(いたら、本当にすごい事だと思います)

実際は、みんなコロコロ変わっているはずである。

そう、そういう風に、コロコロ移り変わる事って当たり前なのだ。

逆に、絶対にブレない様にしようとすると、完璧主義に陥って、窮屈になって次第に疲弊していって、当初の情熱はすっかり消え去ってしまう場合が多い。

人生なんて、計画通りにうまくいかなくて当然なのだ。

むしろ、コロコロ変わるのは当たり前の前提として受け入れ、その都度軌道を修正して臨機応変に変わっていく事が大事なのだ。

その修正していく、柔軟性こそ、特にこれからの時代に求められている事。

試して違うなと思ったら、すぐに軌道修正する。

そのスピード感がないと無理だ。

昭和的な、絶対にブレない自分みたいな幻想を持ち続けると、むしろ逆に不安定になりすぎて生きていけない。
メンタルも崩壊するであろう。


例えば、俺は大学時代は物理の研究者になりたいと持っていたが、窮屈な研究室に閉じこもって、日夜実験などの記録をするみたいな生活が合わなすぎて、途中でリタイアした。最初は好きでやっていた物理が全然楽しくなくなったのだ。
そして、俺よりも遥かに天才的な連中と競わなきゃいけない環境で、単純にこの道でやろうとすると潰れると確信して、やめた。

しかし、今となっては、その選択は英断だったと確信できる。

もっと自分に合う選択があったからだ。

もし、当時柔軟に進路変更する選択肢を取れなかったら俺は本当に心身共に壊れていたと思う。

そして、自分に嘘をつき続ける人生を送っていたし、今より全然楽しくなかっただろう。

直感でこれは違うなと思ったら、思い切って進路変更するのはあり。

それは側から見たら逃げだと思われるが、逃げとは少し違うと思っている。

予定変更すべきな場面みたいなものがあって、そういう時に柔軟に予定変更できるかどうかが、とても大事になってくる。

逆に、これだ!!と思った時、多少の挫折や苦難があろうと最後までやり遂げるべき時というのが来る。

俺だったら、ストリートナンパを含め、最高だと思った女性をモノにできる実力を、自分がこれだと想う地点まで、どんなに失敗して、悔しい思いをしてもやり遂げようと決めている。

やる時はとことんやる。


しかし、途中でなんか違うなと持ったら、勇気を持って進路変更するのも非常に大事。

そもそもやってみないと分からないのだから。



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