女性心理を理解する為に⑨
前回の記事の続き。
今回書く内容は、前回の記事の続きでもあるのだが、
“物事には全て2面性がある事を理解する重要性“についてである。
2面性とはどういうことか?
少し難しいことかもしれないが、とても重要なことである。
それは字のごとく、物事には2つの意味合いが同時に存在するということである。
例えばありふれた例では
光とは、闇があるから光が認識される訳で、光は単独では存在しない概念となる。
愛も、憎しみという負の感情があるから愛情が際立つわけだ。
光が存在する為には、闇が必要。
愛情を感じられる為には、憎しみという感情があって初めて成立する。
つまり、光は同時に闇の意味合いを含む。
愛情は同時に憎しみという感情も含む。
相反する2つの意味合いが、全ての物事に含まれているということ。
アンビバレンスとも言う。
それは特に女性心理においても顕著。
優しくされたいという感情は、同時に、
“なんでも言うことを聞いてくれる様な、なんでも優しくしてくれる価値の低い人でいて欲しくない“
という願望を含んでいるのである。
当然だ。全てが自分の思い通りにコントロールできていると感じれば、退屈だ。
(だからと言って、いつも冷たく、ただの嫌なやつになれと言っている訳ではない)
同じ様に見ていくと、
・「いつも私だけを見ていてほしい」→「私だけしか見れず、かつ相手に出来ない様な価値の低い人間でいて欲しくない」
・「やっぱイケメンがいい」→「やっぱ顔じゃないなと思わせてくれる様な面白い人いないかな」
・「嫌い!」→「本当は好き!」
という風な具合だ。
全ての事柄を、表の面だけしか見ないで、裏の面まで見ようとしない浅さは、女性にすぐに気づかれる。
ネットの情報に騙されやすい人、すぐに女性に良いように扱われてしまう人、詐欺にかかりやすい人な総じて、物事を表面的にしか考える事が出来ない。
裏の意味は何か?と、
物事には全て2面性がある事を理解して、自分の頭でも考え、疑問を持てるようになろう。
それが、女性心理を理解する上で重要な事である。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?