特別な夏が終わる

今年の夏は、今までにない特別な夏でした。

テレビをつければコロナ。スマホを開けばコロナ。

もう直ぐ夏が来る！と毎年感じるワクワク、ドキドキは、

コロナの話題で揉み消されてしまいました。

楽しみにしていた東京五輪も延期になり、

大好きな花火大会も

大好きな夏祭りも中止。

海にもプールにも、旅行にも行けませんでした。

友達にもあまり会えず、

消毒とマスクが友達となり

不安と暑さに耐える日々。

本当はもっと感じることができた楽しい感情

本当はもっと行けた場所

もっともっとあったはずなのに

こんな夏なんて早く終わってしまえと思いながら

家の中で過ごす日々。

そして時間だけは１日１日と過ぎ、

気がつけばもう9月になりました。

もうすぐ2020年の夏が終わる。

こんなに特別な夏をこの先の人生に経験することってあるのだろうか、

もしかしてこの先今年よりももっと辛い夏が来るのだろうか、

いろんなことを考えさせられた。

とにかく今年の夏は本当に特別だった。

ただ不思議と変わらないのは、

そんな今年の夏の終わりさえもなんとなく

寂しくて、

切なくて、

夏の曲が心に染みて、

こんな夏にさえも感謝の気持ちが湧くということでした。

そして明日に希望を抱きながら秋服を新調しにいくのでした。

コロナウイルスと共存しながらも、

やっぱり自分を楽しませてあげないとね。

日本には四季があって良かったと、

心から思います。

暮らしと料理は四季あってこそ、

丁寧に楽しめるものなのではないでしょうか。

そして来年の夏は、

今年の夏にできなかったこと、

行けなかった場所、

感じることができなかった心、

全てに行って全てを楽しんでいられますように。

全ての夏を、またいつか取り戻そう。

また一緒に乾杯しよう。

こんな夏があってもいいのかもしれないね。

PS

この夏のおかげで一人でもできるランニングを始め、

走ることが楽しくなり、自分の心の支えとなり

生活がとっても健康になり心身共に健康でいられました。

たった１つのことですが、私を変えてくれたこの夏に感謝します。

Ralu