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共作

作品を作るとき、
古い金属だったり木だったり、
何かの部品だったり
古い物と刺繍を合わせて作る事が多く、

ガーゼや色糸の柔らかさと異素材の出会いが
おもしろく、楽しくて。

ワイヤーアートを作るwireJiyuさんと
二人展やワークショップを一緒にやり始めたのがきっかけで
数年前から
ワイヤー×刺繍の共同作品も作るようになった。

ワイヤーで枠を作ったものをもらって、
色糸を合わせていくという宿題スタイル。

wireJiyuさんの作るものは
繊細で可憐で聡明。
無機質で硬い鉄線があたたかで柔らかささえ感じ、影さえも美しい。

ワイヤーで描かれた線に色をいれていく。

思い描くは影絵の世界

影絵の所々に少し色セロファンをあてると
モノクロの中にほわんと色が入り、
線の中に面ができて
奥行きがひろがっていくあの感じ。

ワイヤーを枠とせず、色を入れすぎず
2人のバランスを保つ所を探す作業は
毎回緊張する。

心地よい緊張感。

布と糸だけでは出会えなかった世界を
たくさん見せてもらえる異素材コラボ。
アイデアが次々と浮かぶ
柔らかな発想力を持ちつづけたい。

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