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「死」と「悲しみ」とどう向き合うか〜癒しと感謝の時間を大切に

こんにちは、yumiです。
今日の札幌は冷え込んでおります。皆さんの地域は、どんなお天気になっているでしょうか。どうぞ暖かくお過ごしくださいね。

さて今日は、「死」と「悲しみ」について、今私が考えていることをアウトプットしてみます。
新年早々少し重たいテーマになりますが、誰もが向き合うテーマではないでしょうか?よければ最後まで読んでいただけると幸いです。




年齢を重ねるごとに、「死」と向き合うタイミングが何度となく訪れます。突然の別れは、いつも私たちに深い悲しみと、様々な思いを残します。

昨年、長年ヨガクラスに通ってくださっていた生徒さんが、「検査入院する」とのことで教室を辞められました。その3ヶ月後、彼女が亡くなったことを知りました。突然の知らせに気持ちが整理できないまま、私は悲しみ抱えながら数ヶ月を過ごしてきました。

クラスの中で、彼女が亡くなったことを知っているのは、仲の良かった数名の方々だけだと思います。その中には、今も辛い気持ちを抱えている方がいらっしゃるかもしれません。

そのような中で、私は「死とどう向き合ったらよいのか」、そして「悲しみを抱えている方にどのような言葉をかけたらよいのか」を考えてみました。



【死とどう向き合ったらいいのか?】


1. 悲しみを否定しない

悲しいときは、無理にその感情を抑え込む必要はないと思うんです。
「悲しみたいときは、悲しんでいい。」、「涙がこみ上げてくるなら、涙を流していい。」、昨年の今頃はここにいたけれど「今はもういないんだな…」と悲しく感じる時期があって当然です。

時間が経つにつれ、少しずつ、「あの時、こんな話をしたな」「素敵な笑顔だったな」と、懐かしく思い出す日が来るものだと思っています。


2. 感謝の気持ちを持つ

彼女の言葉や笑顔を今もよく思い出します。「先生〜、体がほぐれたわ〜」「来て良かった〜」とゆるやかに笑う彼女の姿は、私にとっても癒しでした。

私は「ご縁」というものは、必ず自分の人生に何らかの意味や影響を与えてくれるものだと信じています。
そのご縁に感謝し、「出会えて良かった、ありがとう」と心の中で伝えることで、少しずつ気持ちが落ち着いてくるように思います。


3. 今を良い時間にする

死は、誰にとっても答えのないテーマです。亡くなった方を思い出すことで、私たちの中でその人が生き続けるのかもしれません。そして、私たちもいつかその日を迎えます。それが今日なのか、明日なのか、誰にも分かりません。

だからこそ、「今日」という時間を良いものにする。迎えられた朝に感謝し、毎日を少しでも大切なものにしていく。そのことを、亡くなった彼女が教えてくれているような気がします。



【悲しみを抱えている人へできること】


目の前に悲しみを抱えている人がいたとき、私たちはどんなことができるでしょうか?

悲しみは、一朝一夕で癒えるものではありません。無理に答えを出そうとせず、そっと寄り添うような柔らかい言葉を届けることが大切だと思っています。

たとえば、

  • 「最近、どんな気持ちで過ごされていますか?」

  • 「悲しみたいときは、無理せず悲しんでいいですよ。」

  • 「ご一緒に過ごされた時間は、本当に楽しかったですよね。」

「一人ではない」と感じてもらえるような、優しい言葉を意識したいもの。無理に元気づけようとするのではなく、「悲しみは自然な感情であり、それを共有してもいい」という安心感を届けることをが、私たちができることだと考えています。


【ヨガでできること】


ヨガには、心と体を整え、安らぎを与える力があります。ヨガ講師として、できること考えてみました。


1. 穏やかなポーズや呼吸の時間を丁寧に行う

呼吸や優しいポーズを、より丁寧に行い、緊張でこわばった体と心を少しずつほぐし、ヨガを通して穏やかな時間を届けたいと思います。


2. 思い出を分かち合う時間を取り入れる

「心の中で会いたい人を思い浮かべながら、深呼吸してみましょう。」「大切な人や大切な記憶に感謝する時間にしていきましょう。」
そんなひとときをヨガに取り入れ、大切な人との思い出や感謝の気持ちを心に刻む時間を共有できたらと思います。


3. 体を整え、心の土台を作る

ヨガを繰り返し続けることで、「体」が整い、やがて「心」がふっと軽くなる瞬間が訪れます。今を生きる自分の体と心を大切に育むこと。そのためのお手伝いを、焦らずゆっくりゆっくり続けていきたいと考えています。



【まとめ】


死と向き合うことは、簡単なことではありません。深い悲しみの中では、答えのない問いに向き合い続けることもあります。
でも、その中でも感謝の気持ちを持ち、今を良い時間に変えることは、亡くなった方が私たちに教えてくれる大切なことではないでしょうか。

そして、悲しみを抱える人々に寄り添い、優しい言葉やヨガの時間を通じて、少しでも心の負担を軽くするお手伝いができればと思っています。

悲しみを受け入れ、感謝し、今を生きること。
そんなメッセージをこれからもヨガを通じて伝えていきたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
感謝♪

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yumi
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