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フロントエンドリードエンジニアにプロダクト立ち上げで意識していることを聞いてみた。

はじめに

こんにちは。ラクスのフロントエンドチームエンジニアのたぐちです。
今回はフロントエンドのリードエンジニアの方に(私自身が)気になっていることをインタビューしてみました。

インタビュイーの紹介

今回のインタビュイー:岩佐さん

遍歴

  • 1社目:よくわからないWeb制作会社。今思えば色々やらされた…

  • 2社目:Web制作会社。キャンペーンサイトとか。だいたいFlash

  • 3社目:自社サービスとは関係ないクラウドの管理コンソールみたいなのを作ってた

  • 4社目:ラクス

最近の興味とか今年の目標とか

  • 近世から近代くらいの日本画

  • 学生時代〜30代くらいで聞いてた洋楽をYoutubeで聴く。

    • Oasis / Blur / Arctic Monkeys / Sonic Youth

インタビュー

質問①:業務内容

たぐち: はい、それではよろしくお願いします。まずは、現在の業務内容をお願いします。

岩佐さん: 実装系を主に担当しています。スケジュール調整等は、今はそんなにやってないですね。

たぐち: あ、そうなんですね。じゃあ岩佐さんは難しいところの実装を今メインでやってる感じですかね?

岩佐さん: そうですね。そうでもないところもやってますけど、そういうところもやってます。

たぐち: 最初の基盤部分とかは、やっぱり岩佐さんメインで実装してたんですか?

岩佐さん: どうだろう?でも結構水野さんもやってましたね。
※水野さん…岩佐さんと同じプロダクトのフロントエンドエンジニア。直近の新規プロダクトのフロントエンドの立ち上げは岩佐さんと水野さんの二名体制で行われた。

たぐち: あー、じゃあ二人で力を合わせてですかね。

岩佐さん: そうですね。でも最初からガッチリ作ってるわけじゃないですね。あまり共通部分をガッチリ作ってしまうと後から仕様変更入った時に大変で、プロダクトの初期の開発では全体像が見えていない部分もあったので。

たぐち: なるほど、ありがとうございます。

質問②:キャッチアップ方法

たぐち: 続いて、フロントエンド技術のキャッチアップ方法についてお聞かせいただければ。

岩佐さん: 結構ネットが多い気がします。

たぐち: KTさんは結構Xを活用していると言っていましたが、岩佐さんはいかがですか?
※KTさん…前回インタビュー記事のインタビュイー

岩佐さん: Xは活用してますね。フォローしてる人によっちゃうので、そこはどうなのかなって思いつつも、気になったらフォローしてみたいな感じで活用してます。

たぐち: じゃあ、やっぱり岩佐さんもXから情報収集することが多いですか。

岩佐さん: そうですね。多いですね。

たぐち: うーん。やっぱりフロントエンドエンジニアは結構Xから情報収集する人が多いんですかね。

岩佐さん: うん、まとめ記事とかだとまあ確かにバックエンドのイメージの方が強いかな。最近はそうじゃないかもしれないですけど。ただ、自分の場合はまとめ記事の閲覧もX経由が多いかもしれません。

たぐち: なるほど、ありがとうございます。

質問③:最近興味のある技術

たぐち: それで以前興味のある技術を伺ったときはノーコード系に興味があるっていう話を伺ったんですけど、そこはまだ変わらずですかね。

岩佐さん: 変わらずなんですけど、あんまり深掘りしてないですね。最近はアクセシビリティの調査していたので、あれをもうちょっと上手くフロントに適用できる仕組みというか、ワークフローやガイドラインとかをちゃんと決められないかを探っています。

たぐち: いやー、めちゃくちゃ期待します。

質問④:新規基盤構築時の技術選定の基準

たぐち: では続いて、新規の基盤構築とかにあたって、技術選定の基準としてることとかあったりしますか?

岩佐さん: 基本デファクトスタンダードのものを選ぶことがやっぱり多いので、そこは外せないですね。あとはちゃんとメンテナンスされてることとか、ウェブ標準がちゃんと満たされているものかとか、その辺はちゃんと見るようにはしてますね。

たぐち: こないだちょうどイベントでRemixとNext.jsの使い心地の話のときに、Remixがウェブ標準に近いから注目が集まっているみたいな話がありましたよね。

岩佐さん: はい、ありましたね。そこら辺もちゃんと見といた方がいいかなと思って。

たぐち: やっぱりフレームワーク独自部分が多いと辛いんですね。

岩佐さん: そうですね。まあ乗り換えたりもし辛くなると思うし、フレームワークってどうしてもメンテナンスされなくなっちゃうケースもあるので。あとは、何か問題あったときに自分たちで対処できるか怪しいので、あんまりむやみにライブラリを入れない方がいいのかなと思ったりしています。その辺りの手戻りとかも、なるべくなくしたいので。

たぐち: なるほど。ありがとうございます。

質問⑤:他の開発者の成長支援で意識していること

たぐち: では続いて、他の開発者さん、新規参画者さんや若手の方々の成長支援で意識していることとかってあったりしますか。

岩佐さん: そうですね。機会があれば、やりたいと思っていることをやらせてあげたいなみたいな気持ちがあって、できたら僕がやるというよりはやらせてあげたりとか、新しいものを導入したいという意見を積極的に進めたりとかはできたらいいな、と思ってますね。

たぐち: それこそさっきの新規基盤構築の話になってくると思うんですけど、やっぱりフロントエンドって技術の移り変わりが結構早いので、前回の立ち上げから1年経って新しく始めるってなったら、また主要な技術が少し変わったりすると思うんですけど、その時はやっぱり新しい技術でやりたいなっていう意見があったら、それは尊重してあげるんですかね?

岩佐さん: そうですね。そういったことをやりやすくするために、勉強会とかでそういう選定のための土台作りみたいなのもやってもいいのかなと思ったりしています。割とよく使うライブラリの勉強会等も良いですね。ReactFormライブラリの比較を行ったイベントのまとめ記事とか良さそうだったので、真似してみたりとか。

たぐち: 確かに良いですね。それは是非やりたいところですね。

岩佐さん: Reactに限定されちゃうんで、現在Vue使ってるとかだとちょっとまた変わってくると思うんですけど。全般的な話となると、結構ディレクトリ構成とか実装してたら悩んだりするんで、そこは言語関係なく学べると思いますね。

たぐち: そうですね。個人的にも、ファイルベースルーティングがあるやつの方が楽なのかなとか思いつつ、でも他の余剰機能いらないなとかなったりするんで。その辺のどういう選定がいいんだろうねって話は勉強会で話したいですね。

岩佐さん: そうですね。なんかそういうのがあると選定時間も少なくなる気がするんで、引き出しが増えるのがベストだなと思ってます。

たぐち: 確かに、1stリリース時点での規模感とかによっても選定って多分変わってきますもんね。その辺は引き出しほしいですね。ありがとうございます。

質問⑥:これまで取り組んできたことの中で一番成長に繋がったこと

たぐち: それで最後なんですけど。これまで取り組んできたことの中で、一番成長につながったことって何かありますか?エピソードでもいいですし、学習方法の話とかでも大丈夫です。

岩佐さん: エンジニアっていうよりは制作会社みたいな会社に勤めていた時代なんですけど、結構自由に放置されてたというか、忙しい時期と忙しくない時期の差が激しい会社に勤めていたことがあって、その時に結構いろいろ自分でやっていた時が一番勉強していましたね。ただ、現在に直結しているかどうか分かんないんですけど。個人的には、フロントエンドだけじゃなくて、いろいろなことに興味を持つことが良いと思いますね。フロントエンドに繋がってくることもあるし、フロントエンドが今後どういう発展を遂げるかもわからないし。自分がフロントエンドしかやってないんで余計思いますけど、エンジニアとしてっていうのであれば、やっぱりバックエンドとかいろんなことをやってみるのが良いと思います。

たぐち: 個人的には、色々な勉強をするってなった時に、どうしても個人で取り組んじゃうと業務レベルってなかなか昇華できないじゃないですか。その辺の時にどこまでやるべきなのかなとか悩んだりしますね。最近だとマイクロサービスとか色々興味あるんで、それをちょっと勉強しようかなとか自分も思ったりするんですけど、ちょっとどこまでやろうかなとか思うと尻込みしちゃったりしますね。

岩佐さん: そういった場合には、成果物を作るようにして、誰かに見せる、人に触れる機会を増やすことが絶対良いと思いますね。

たぐち: なるほど、成果物として残しておけば、後から学習した内容を見返しやすくなりますし、記憶にも残りやすいですもんね。インタビュー内容は以上となります。ありがとうございました。

岩佐さん: ありがとうございました。

おわりに

今回は岩佐さんにインタビューを受けていただき、貴重なお話を伺うことが出来ました。機会があれば、やりたいと思っていることをやらせてあげたいなみたいな気持ちは私達としても成長する機会をたくさんいただけて大変有難く感じています。

次回はおそらくマネジメントの方へのインタビュー記事になると思いますので、お楽しみに!


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