何事も【ピンからキリまで】〜真にピン!の存在が持っているもの。
50歳を過ぎてから健康でいるありがたさを痛感。現在、どこも痛くない、元気に働けることに、自然と感謝の気持ちを持つようになりました。
これを維持できるように、できることはなるべくやろうと思い立つ中、
今年は、腸の健康について興味を持ちました。
発酵食品ソムリエを取得w
免疫向上のための乳酸菌の力は、これまでも耳にしたことがありましたが、
発酵食品にもそれが豊富です。
味噌や醤油、漬物、、、日本の知恵ですね〜。
が、
実際、それらを毎日、ガンガン摂取ということには限界がある。
他にも何かないかなあ…と探していたところ
出会ったのが、、、
甘酒です。
寒くなってきたこの時期にはぴったり。
これまでわたしは、ほとんど飲んだことがなく、全くご縁がなかったのですが、調べてみると乳酸菌がたくさん。カラダへの吸収も良いようです。
江戸庶民の健康には随分、寄与した様子。
一説には「飲む点滴」とも言われているようです。
現在では、メーカー各社からさまざまな美味しい甘酒が出ています。
いくつか試してみました。
わたしの勝手な好みだけですが、
イチオシは、「八海山の甘酒」です。
スーパーにも置いてありますが、他のものより高い!んです💦
値段に気後れして、なかなか手を出せずにいました。
実は、腸内環境にこだわっているわたしに、仲良しの友人がプレゼントしてくれ他ので、気兼ねなくトライ!
これが本当に美味しい!
「好み」によるかとは思いますが、
わたしがこれまで飲んだものに比べ、圧倒的に「嫌な甘さ」がない!
さらっとしている。
細胞に染み込む柔らかさがハンパない。
甘酒からの学び。
レンジでチンしてマグカップで甘酒を啜りながら考えました。
ものやサービスの値段を「高い」「安い」と感じるのは、お客様の満足度によると思います。
ビジネスの肝は「値付け」。
そしていただくお金は「ありがとう」の量。
ということを稲盛さんのご著書で学びましたが、
「ピン」のものは、高くても満足感と納得感があるものです。
わたしの中での、甘酒界の「ピン」は八海山。
真にピン!とは?
そんな気がしました。
競合に比べて、好きとか美味しいとか、「比較レース」に勝ってくる。
そして、
そこを第1のステップに
その上に、オンリーワンの個性を打ち立てているもの。
それが「真にピン!」だと感じます。
ナンバーワンは達成できて、
その上で、オンリーワンの存在感がキラキラ輝いている感じ。
比べたら勝つし、
比較を超越して、これだから買う、これだから欲しい、これだから好きと言われる絶対的な位置にいるものです。
甘酒の話がしたいわけではなく、、、笑
何事もにも通ずる「真のピン」が持つ価値の話。
この「真にピン」が持つものは何か、という話は、
人間関係でも、ビジネスでも、
何事にも通ずるのかもしれません。
人間関係。
恋愛を例にとると分かりやすいでしょうか?
(場合によっては、ちょっと違うかな)
あなたには、大好きな人、愛するペット、寝ても覚めても思ってしまう「オシ」はいますか?
その相手は、「比較」を超越してるのではないでしょうか?
比較しても、もちろん負けない。
そして、もしも、客観的にみるともっと素敵なものが登場したとしても、
オンリーワンの存在として絶対王者は揺るぎない感じだったりしませんか。
もともと価値が高くて、
その上に、
これまで一緒に過ごした時間、
出会ったからこそ得られた貴重な体験、
そんなものが積み重なっている相手は、オンリーワンの絶対王者ですよね。
相手に対する価値が下がってくると、
他のものと比較する視点が出てきてしまうのかもしれません。
比較して圧倒的に勝っている、
&固有の存在として他には変え難いストーリーがそのものにある。
この2つを達成すると、ピン!ですが、そのままアグラをかいていると、いつしか価値は下がってくるものです。
ピンの地位に甘んじることなく、
常にあなたに価値を提供しようと努力し続けているものだけが、
「真にピン!」の最高ランクをゲットするのではないかな。
比較するとまだまだ負けてしまうところが多い状態で、
オンリーワンだからいっかと
努力せず、あるがままの現状を続けるだけでは、
もともと固有の価値があった部分が輝かず、価値が下がっていってしまう。
一方で、他者に勝つことだけに執着して競争に明け暮れていると、
他には代え難い固有の価値を見失ってしまい、
これもやはり真のピンにはなれない。
難しいけど、両方必要なんでしょうね。
ビジネスを起こしたり、副業でサービス提供を始めようというときも、
このバランスと、それぞれの追求=磨き方が
他社との競合に勝ち、お客様から選ばれ続けるためには必要なんだろうなあ。
甘酒飲みながら、そんなことを考えました。