感情をコントロールする方法〜自分の【スキ】がマジックキー🔑になる
自分の感情に振り回されそうになったとき、
対処法をあらかじめ3つ、5つ、決めておくと
後悔したり反省したり、嫌な気持ちを後々まで引きずったりするような事態を免れることができます。
自分の【スキ】をカギにする
さまざまな知識を得て、やってみたけど、どうにも自分の感情をうまくコントロールしきれないという人に、新しい方法をお伝えします。
人間、感情の動物なので、感情が出るのは普通です。
たまに、いついかなる時も感情を表に出さないでいられるという人がいます。修行の果てか、特別な能力か、、、すごすぎて畏れすら感じます。
またアンガーマネジメントのように、7秒で怒りの初期の強い感情が収まるよう対処する方法や、呼吸法などを用いるもの、さまざまな施策がありますね。
どれか自分に合うものがあった人はそれがベストです。ぜひやり続けてみてください。どんどん上手くなって自分なりのアレンジも加わって、一層、自分にフィットした方法を身につけることができると思います。
わたしには、到底、できそうにありません💦
という方に向けて。こんなのはどうでしょう。
実は、わたし自身がアンガーマネジメントも学んだものの、うまく使いこなせず四苦八苦💦していたときに、編み出した方法です。
こんなタイプの人にフィットします
1、根っこで納得してない人
意識の上では、「感情をコントロールしたい」と言いながら、潜在意識の奥底では、「それでは人間らしくない」「おもしろくない」「喜怒哀楽、いいじゃないか」と思う気持ちがある方。
根っこで、【不用意に感情を出さないようにすることはいいことだ!】と思えていない方なのではないでしょうか。
だから、感情をいつも安定させるということに対して、成果がでないのだと思います。無意識領域が、「やらなくていいんじゃないかなあ」と疑義を挟んでいるからです。
感情ごと押さえ込んで、常にフラットであろうと努力することについて、わたしも正直、「素晴らしいことだけど、それでは自分が苦しくなるのではないか、人間は感情が出まくるときがあってもそれはそれでいいのではないか」と感じる本音があります。
2、特性として感情が強めの人
もともと、感情が強く出る人、さほどではない人という個体差があります。これまでの経験や人間関係、また持って生まれた特性による部分もあるでしょう。何由来かは、分解しきれないところがありますが、
同じ現場にいても、強く「許せない!」と思う人もいれば「まあまあ…そこは穏便にいきましょう」と感じる人もいますよね。
何を大切にするかという価値観にも大きく影響される部分です。
【スキ】なものをすぐに触れられるところに用意しておく
1、視覚
メラビアンの法則によると、視覚から受ける影響は大変大きいものがあります。イライラっときたときに、見るだけで表情がゆるむ、釣り上がりそうなまゆが垂れるほど、好きなものを視覚に入れることです。
わたしはコレが、娘の幼い頃の写真です。
本当に、何者にも変えがたいかわいい生き物が写っています。仕事で使うあらゆるデバイスからいつでもアプローチできるようになっています。選りすぐりシリーズも。笑
またオートで毎日数枚が表示されるような設定もできるので、それに何度も救われています。
無理矢理、感情を押さえつけるのではなく、それを見るとなんとなく命あることのありがたさ、きょうも元気に暮らせていることの幸福を思い出し、噛み締めることができます。目の前のイラっときた出来事なんて、どうでもいいかと思えてきます。
2、聴覚
感情を変える外からの刺激として有効なのが音です。
パチンコ屋さんでは、ドンドンじゃんじゃん、イケイケな気持ちになるようなBGMがかかっていますよね。
高級レストランでは、そんな音楽はかけません。ゆったりと特別な時間を楽しむ気持ちになるような音楽がかかっています。
スーパーマーケット、美容室、レストラン、あらゆるところで、お客様にして欲しい行動を誘発するのに適した選曲がされています。
音は、行動に影響を与えるのです。
これを利用すると、「聞くといい気持ちになる曲」「自分の好きな自分のマインド、メンタリティになれる曲」を用意しておくのは有効です。
イラっときたら、ヘッドホンで爆音でそれを聞く。目を閉じて視覚情報をシャットアウトして3分間、音にひたるなんてどうでしょう。
やってみると気分は大きく変わりますよ。
3、嗅覚
脳の記憶領域の側に嗅覚の領域があると言われています。夏の夕方の匂い、夕立の前のアスファルトの匂い、なんておぼえがありませんか?
ふと、大人になって外回りの営業中に、そんな匂いを嗅いだ瞬間、小学生時代の思い出が蘇ってきたりしたことはないですか?
匂いと記憶はスピーディに結びついて呼び起こされる特性があるようです。
これをうまく使うには、好きな匂い、良い思い出に繋がる匂いを探しておくことです。普段、その匂いに良いイメージや体験をたくさん結びつけておくと、ドンドン効果が高まりますね。
イラっときたときは、その匂いを深呼吸。深く吸い込んで細くゆっくり吐き出して、自分のカラダの中が大好きな香りでいっぱいになるような、浄化されるようなイメージを持って、3回〜5回、深呼吸をしてみましょう。
気分が大きく変わると思いますよ。
まとめ
スキなものを、セルフマネジメントのスイッチにするという方法です。
ネガティブな感情になったとき、ロジックで自分を変えられる人、そのほうが得意という人はそれでいいと思います。
でも、感情を大切にしたい人、自分の気持ちに振り回されてしまうことがあると感じる人は、ロジックに向かわず、ポジティブな感情スイッチによって、ネガティブを忘却する作戦が有効です。
大澤弘子
サラリーマン応援コーチング
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