職場の人間関係に悩むサラリーマンさんを応援📣合わない人は誰にでもいる
転職するサラリーマンの最も多い理由は【職場の人間関係】です。
時代が変わっても、この1位はあまり変化が起きないようですね。
今回は、ちょっとその領域、、、
35歳の女性サラリーマンさんから受けたご相談です。
どうにも気が合わない人と仕事をするとき、自分が【受け止め方を変える】のが1番と学んで、それを実践しています。でもやっていると、徐々に相手との距離を置くようになってくる自分を感じています。関わらなくていいと思える相手ならいいのですが、せっかく一緒に働いて成果を出そうとしている大切な仲間だと思う相手の場合、距離を置くのも気持ちがよくありません。
とはいえ、関わるとやはりイライラしたりして、、、うまく折り合えない自分がキライになってきました、、、
関わるもつらい、距離を置くのもつらい、、、💦
そして、自己攻撃へ。
なんとも悩みますよね。
【誰にでも”合わない人”はいる】
まずは「合わない」人は誰にでもいるものだ。
このくらい気楽に考えてみましょう。事実ですしね。
どんな人にも、多かれ少なかれ、合う合わない相手はいます。
まして、深く関わる他者なら「合う!」と思えることの方が少ないかもしれません。
自分と同じように感じ、同じように考える人間はいないものです。
(いたらそれはそれで気持ちが悪い💧)
だから、合わなくて普通〜ぐらいに思って、
合わないことに対して悩まない!
「自分が悪いのでは」「自分が何かもっと歩み寄るべきなのでは」と、どんどん深く悩んで入り込んでいかないでください。
あ、こういうところ、合わないんだな。
そういう人なんだな。
と思って、
気にしない、深く考えすぎないことが第一です。
なんでこんなにクドクいうかというと、、、
深く考えすぎると、自己肯定感が下がるからです。
自己肯定感が下がると、
自分に自信が持てなくなります。
新しいことに挑戦するパワーや、「できる」と思う肯定感が失われます。
問題の相手との関係だけでなく、
仕事上のさまざまな人間関係に波及してしまうこともあります。
これは、意味がない。もったいないことです。
【目的にフォーカスする思考へ】
合わない人と、「合わせよう、近づこう」と努力する習性のある人は、
仕事の成果(結果)そのものも大事にしつつ、関わる仲間との関係(プロセス)も大切にする人が多いようです。
求める成果が得られるなら人間関係は悪くなってもそれで良い、とは割り切れない。
敢えて悪い言葉を使いますが、「いい子」ちゃんの考え方が価値観の根底にあるのかもしれません。これまでの経験の中で、「合わない」人ととことん向き合った結果、分かり合えた成功体験があるのかもしれません。
実は、わたし自身がこの習性を持っているのでよくわかります。衝突はOKですが、話をして、合意できるところを見つけて納得しあえないと、気になってしまう性分です。
自戒の念を込めて言いますが、このタイプには訓練が必要です。
感情よりも目的にフォーカスする思考の癖をつけること。
目的に対して、ゴールに近づくアクションであれば、
自分が「合わない」と感じる相手の行動も、よしとする。承認する訓練。
【それでもツラくなったときは…人のストレスは人で解消】
目的にあってるからOK
目指すゴールに近づく行動だからOK
と思い続けている日々の中、
どうしてもやっぱり「合わない」ことでの違和感が心の底におりのように溜まって、ツラくなったときは、、、
別の人間関係に心を向けてみてください。
人間関係で生じるストレスは、
別の人間関係でしか解消しない、というのがわたしの持論です。
心のよりどころとなる関係を見つけられると最高です。
親友、家族でもOKですし、
業務時間外に、近所の子どもに勉強を教えて感謝される、
後輩の相談にのって、役に立てた実感を得る、
普段はしてこなかった「誰かの求めに応える」行動をしてみる、など、
心地の良い人間関係を持てると、バランスをとりやすくなります。
また、話を聞くのがうまい友人、
昔から利害関係も忖度も一切なく、話せる古い知り合い、
まったく別の環境にいる昔の友人、
もしくはプロフェッショナルのコーチやカウンセラーのようなメンターを持つこともアリです。
【まとめ】
合わない人に出会ったら、、、
① 合わなくて普通と思う。
② 目的にあっていれば、違和感のあるアクションもOKだと決めておく。
感情ではなく、目的に焦点をあてて思考する。
③ 違和感を無くそうと必要以上に一人で悩んで掘り下げない。
(自己肯定感をまもる)(相手を嫌ったり否定したりする必要もない)
④ 心のよりどころとなる人間関係をもつ。
いかがでしょうか。
なかなか難しいよ、、、と思われるかもしれません。当然です。
でも、合わなくて当然、というデフォルト設定は、結構、効き目がありますよ。
そして、まさかの行動をする相手には、それがゴールに向かってのアクションならOK!とあらかじめ決めておくと、いちいち心が乱されることがなくなってきます。