子どもの言葉が遅いと気づいたときにできること
今日は赤ちゃん~2歳さんを子育て中のママに向けて、言葉が遅い気がするんですけど…とご相談されたり、ご心配されるママが多いので、私的な視点から、記事を書いてみます。
私は、保健師として得意な分野は何かと聞かれて「これっ」というのは、難しいですが、子どもさんの発達の遅れと、凸凹からの大人のメンタルヘルスは結構つながっている人が多いので、その流れの支援は得意です。
ママが、幼少期にお子さんのここを大切にしてくれたら、大人になったときにメンタルヘルスを病むことなく生きていける確率は上がるよなぁと思って、日々仕事をしています。
生きづらさを抱えなくていい子だったはずなのに、生きづらい感じになっちゃったなぁ…という大人に出会うと、「本当に子どものときに助けてあげられなくてごめんなさい」と勝手に社会を代表して思ったりします。
今、子育てをしているママが、数年後に後悔することの内容に情報をお届けします。
まず、言葉の発達については、個人差があるのは確かです。
健診で、保健師に「様子をみましょう」と言われて、どうしたらいいんだーとなるママさんがいらっしゃると思います。
その場合ママとして、まずやってみて欲しいこと。
今から、言葉を習得していく、0歳児さんも基本は同じ。
心の基本ができていないと、言葉が伸びにくい、コミュニケーションが発達しにくい状態が起こります。
なぜ、人は言葉を話すのか
ここだけは、絶対に抑えて欲しいポイントです!!
言葉を発するというのは、そもそも、人に何かを伝えたいことがあるから、言葉になるのです。
最初は、「泣く」から始まり、そのあと「ママを連れて行く(ママの指を使って、物を指す)」、そのあと「指差し」をする、そして言葉がでるみたいな感じが一般的です。
すべての発達において、飛びこえるという発達はしませんので、指差しをしないけど、べらべら話しをするというお子さんは珍しいです。
もしくは、指差ししていたけど、確認できていなかったということが多いです。
その指差しという行為ですが、それも何か伝えたいことがあるから、人に向かって指をさしています。
で、その方向をママが見て「わんわんだね」と言うと、子どもは今自分が見ている物が「わんわんなんだ」ということがインプットされます。
もちろん、一回ではインプットされませんが、子どもさんが興味のあるものであれば、何度も指差しをしたりしますので、そのたびに発する言葉の回数が増えて、インプットされやすくなります。
お子さんの気持ち代弁できている?
ここで注意です。
子どもさんの見ているものが「わんわん」なのに、近くに走っていた「車」を見ていると思って、「くるまだね」と伝えると、子どもさんの見ているものと合っていないので、正しい言葉がインプットされません。
以外と、ここでお子さんとママの感情がずれている場合が結構あります。
そんな簡単なことわかっているよ~
と思いがちですが、それが意外とずれているんです。
お子さんの気持ちとしては…
・えのぐきれいーーー。
・ぬるぬるしてねーーー。
・どうなるのかなぁ、わくわく
・どきどき
と思っているかもしれません。
でも、ママにお子さんを感じる心の余裕がないと、その言葉を伝えてあげられることができません。
まずは、自分の感情を大切にする余裕のないママは、子どもさんの感情を大切にできません。
だから、ママがぐったり疲れていても、とにかく日常をこなさなきゃと、必死に走っていたり、とにかく余裕がなかったりします。
そうなると、お子さんの気持ちに寄り添ってあげる余裕が生まれないのです。
言葉が遅い原因が、もしママの心の余裕にあるのなら
ここで大事なポイントは、
言葉が遅いのは、ママの子育てが下手でも、子どもを愛していないからでもない!
ということです。
単に、ママに余裕がないことで、子どもの心とすれ違っているということが実際に起こっているママがいます。
(もちろん、一部には特性のあるお子さんがいて、そもそも他者に興味が少ない子もいるので、ご心配があるママは下記のLINEで個別にご相談くださいね。)
そこで、この余裕がなくて、うまく子どもの気持ちがわからないママができること。
それは、「子どもが楽しいことを、ママも真似してやる」です。
この真似をすることで、一緒に楽しいことをやってくれる人がいる。
楽しいことを楽しんでくれる人がいるということを、認識します。
そして、楽しいことがやりたい中で、一緒ら楽しいことをやってくれる人を探したりすると、人に頼ってくるようになります。
この人は、自分の言うことを聞いてくれる、一緒に楽しんでくれるという気持ちを育みます。
それが「共感力」です。
共感できる気持ちが育まれると、わかってほしいということで、言葉を伝えたいという気持ちもでてきます。
とにかく、ママの気持ちに余裕がなければ、子どもさんを感じる余裕もありません。
余裕なんてないわ…というママは、そのままで子育てを走っていくと、本当につらいことになるかもしれません。
何かやった方がいいと思っているのであれば、今変わるチャンスです!!
今、ママが変われば、子どもが変わる
ママの心の余裕を作るというプログラムを提供しています。
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