ヨシコサクラコ vol.1 20200627
・・・そりゃ、拝聴いたしましたよ。笑
だって、先日のnoteを書いている時に吉好さんのTwitterを何気なく覗いちゃったら、少女漫画ネタやるよー!って書いてあるワケ。
別に・・・
アニオタとかじゃないんだからねっ////
漫画オタでもないんだからねっ!////
ふんっ☆
(↑吉好さんの「ツンデレ指南」調に)
自分のnoteで取り上げて置いて、聴かないのもなんかあれだから・・・っていうので観ただけなんだからねっ!////
(↑あ、もうしつこい?)
※ 本日の落語レビューは、人生の中で“少女マンガ”(しかもある一定の時期の)を通過してこなかった人には大変響かない内容に仕上がっており、またさや香のテンションが意味無く高いだけなので、心してお目通しください。←
《ネタ帳》
少女マンガトーク
お嬢様注意報 / 春風亭吉好
制作秘話トーク
ときめき☆注意報 / 神田桜子
《感想》
【少女マンガトーク】
始まりから45分間(!)ずーーーーっと少女マンガトーク!少女マンガファンにはガッツリハマるけれど、ただの落語ファンには絶対に響かない内容。笑
むしろ、落語ファンよりも少女マンガファンが観るべき内容。
もう、のっけから『GS美神ネタ』(←少女マンガぢゃないっ)と『國府田マリ子ネタ』に胸アツだよねっ。
吉好さん、國府田マリ子が好きなんだなあ、わかるなぁ。きっと、椎名へきるも好きだよね? ←
しかも、『赤ちゃんと僕』とかさ。
わたしも花ゆめコミックスの中で一番好きだもんっ!
次いでは『オトナになる方法』。
もう、赤僕のウサギのサチコちゃんの話とか、太田裕美(これね、椎名林檎じゃなくて、あえての太田裕美ね!)の『木綿のハンカチーフ』以上に泣けるんだからねっ。
小4のさや香、人の気持ちが離れていく恋の終末だなんて経験したことなかったけど、教室で友達と読みながら泣いたよね。
多分、きっと、初めて泣かされたマンガ。
他にもTwitter予告になかったコミックスの話がてんこ盛り♪
【春風亭吉好】
吉好さんは、古典落語の置き換えネタが主だけれど、今回は“もう胃もたれするほど欲張りなままに少女マンガのあるある名場面や名台詞”を盛り込んだ創作落語。
厳格な父に漫画やらゲームやらを禁止されていた天然の箱入り娘が、逆にそういう世界観に憧れてしまい、現実世界で同じように振舞っておっかしいよねという滑稽噺。
しかも、なんと・・・主人公は“さやかお嬢様”!笑
震えたよね。
勘違いしちゃうよね。
「え?わたし?!」みたいな。
・・・あれ?
わたし、五十嵐財閥の令嬢の“いがらしさやか”だったんだね!忘れてた!←
(自然対数乃亭吟遊さん!わたし、連雀亭の寿伴さんの『湯屋番』だけでなく、吉好さんの『お嬢様注意報』も操りましたよ!← んなワケない)
で、そのさやかお嬢様が見事にぶっ飛んでて、ヤバいヤツ。
そこも自分と重なるわけですよ。
絶対に中学高校時代のクラスメイトは、わたしのことをこのさやかお嬢様のようにヤバいヤツだと思ってみてたよな、と・・・(遠い目)
【制作秘話トーク】
“秘話”なので詳細は記しませんが、本当に一生懸命、創作落語を作ってらっしゃるんだなという印象。構成やら設定やら割りと細かく練っているんだなと勉強になりました。また、吉好さんが鯉八さんの世界観を「スゴい!」と言っていたことと、桜子ちゃんの“少女マンガ講談・ときめき☆注意報”を師匠に見せにゆくのにとても緊張したというエピソードが印象的でした。
【神田桜子】
2020年5月に二ツ目に昇進したばかりの桜子さん。おめでとうございます☆のっけからオタク色全開ですが良いのだろうかっ!?笑 今後もオタクキャラでゆくのだろうか。気になる所存。
“ときめき☆注意報”のタイトルは、もちろん、ときめきメモリアル・・・ぢゃなくて『吸血鬼のパパと狼女のママをもつ娘が主人公の漫画』と『空飛ぶ金魚の漫画』からとったとのこと。なかなか良いセンス♪
“ときめき”って響きが良いよね☆ いかにも少女マンガっぽい♪
普段講談はほとんど聴かなくて、もっぱら落語ばかりだけれども、“新作講談”ならすんなんり入ってくるかもなぁと思いました。
講談って落語ほどに、“新作”“創作”のイメージが少ないのは気のせいでしょうか。
のびのびと生き生きと講じている桜子ちゃんがとても良かったです☆
《最後に》
今回は急遽この落語講談会を知ったので、映像を購入して拝聴いたしました。
「兎にも角にもとってもマニアックでニッチな寄席だったね!」に尽きる会。わたしにはすこぶるハマりましたが、ハマらない人の方が圧倒的に多いでしょう。笑
ただ、マンガネタでふざけているように見えても落語も講談もきちんと練られていて上手いから、その辺りはみどころです☆
吉好さんが「さやか、さやか」と連呼するたびに、なぜかこそばゆくなりました////
いがらしさやかさんの“いがらし”の由来は高座の中で説明があったのですが、“さやか”の由来にはノータッチだったので気になって夜も眠れません。
だから勝手に“さや香”だったんだ!と都合よく解釈することに決めました。←
最近『心灯杯』で、皆さん無駄に “さやか弄り”をしてくださるので、それも勝手に“さや香”だと思い込んでいます。
皆さんの“愛あるさや香ディスり”で今日もわたしは元気に生きてゆけます♪ ←
なお、『ヨシコサクラコvol.1 少女マンガ会』のダイジェスト版がyoutubeにあがってます。
ウワサの“さや香お嬢様”、15:30あたりから少し聴くことができちゃいます♪
少女マンガ好きな人は、冒頭からどーぞ☆
《最後の最後にひとりごと》
少女マンガトークでは、Twitterには書かれていた『天使禁猟区ネタ』に触れられていなかったよぉうっ!でももし、いつか触れることがあれば、『伯爵カインシリーズ』の方でお願いいしたいなー☆そして、『ふしぎ遊戯ネタ』を持ってきたのは、かなりセンスがいい!が、花ゆめ並びで、今密かに深夜アニメブームに乗っかっている『フルーツバスケット』を入れなかったのはなぜのだっ。こちらも胸アツな紅一点マンガだぞっ♪
思った以上に楽しめたオンライン落語会でしたー♪
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