2021年11月の記事一覧
2分で○○について語ってください
通訳ガイドのぶんちょうです。
全国通訳案内士試験で要求される2分の外国語でのプレゼンテーション。日本文化、日本地理、日本史に関することを中心に即興で行わなくてはなりません。
例えば、「旅館」「○○県」「侍」「和食」そんな感じのテーマを3つ与えられ、その中のひとつを選び、30秒だけ考える時間を与えられてスピーチをします。この試験は二次試験に課されるものなので、一次を通過している全員が、ひと通りの日
全国通訳案内士試験の2次試験突破へ向けて
通訳問題のコツは、メモを取りながら頭のなかで絵を描くように場面をイメージすることです。必死でメモを取ってしまうと流れが頭に残らず、何の話か思い出せなくなってしまう可能性があるから。
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マグロの泳ぐスピード
通訳ガイドのぶんちょうです。11月になり秋が深まる季節になりました。この時期の食べ物は旨みたっぷりになるので、特においしいそうです。
11月の旬と聞いて、すぐに思い浮かべるのはマグロです。築地の市場が豊洲に移転する前は、築地に並ぶ魚の種類が変わることで季節の変化を感じていました。
築地は仕事で何度行っても、全く飽きない不思議な所。そこで訪日外国人をよくお寿司屋さんに連れていきました。日本人も好
通訳ガイド試験。プレゼンのテーマありすぎて無理!と思ったら、とりあえず各テーマの1行目だけスルッと言えるようにしておくと気持ちが楽になるだけでなく、実際にプレゼンしやすくなります。1行目は定義か結論です。
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英語を話す人はアイコンタクトをなめちゃいけない
通訳ガイドのぶんちょうです。通訳案内士として仕事をしているときに起きたあることについてです。
ガイドの仕事は色々な形がありますが、そのツアーはイギリス人のツアーリーダーが日本へお客様と同行してくるものでした。ツアーリーダーは、出発国で集合したお客さんを日本に連れてくることも含めて、色々ツアー中の面倒をみる仕事をします。そして来日してから、日本のガイドに会い、ガイドと一緒に観光地を回ります。
ガ
ガイドの私のおすすめ場所 国会議事堂
通訳ガイドのぶんちょうです。国会議事堂見学に行ってきました。ここを訪れるのは2回目です。1936年完成で日本各地から集められた石でできているので「石の博物館」とも言われます。建築も内装も長い年月、日本の政治をしっかり見つめてきた建物の威厳が感じられます。デザインは公募で決まったとのことです。
今回、見学したのは誰でも参加申し込みができる参議院のほうです。前日に電話で申し込みをしました。当日は本会
英語を習うならネタごと
通訳ガイドのぶんちょうです。私のところで英語と日本文化について学んでくださった主婦の方たちの話です。彼女たちは通訳案内士志望ではなく、ボランティアや外国のお友達に街案内がしたいという動機で、まず日本文化と、その英語表現を学びました。
日本文化を学ぶことは語学レベルとは関係なく、ほとんどの人に興味を持ってもらえます。全く新しいことを知る、というより、慣れ親しんでいること、当たり前の物事の背後にある
通訳ガイドの仕事のひとつ 外食
通訳ガイドのぶんちょうです。来春のツアーの予約が入り始めました。日本は全世界からの旅行者の入国を停止していますが、数ヶ月先に一縷の望みを託してなのか、旅行ツアーの予約がこの一年間で、数は少ないものの入り続きました。
当然、それらのツアーはすべてキャンセルされてきました。思えば、この2年近く、予約→キャンセル→予約→キャンセルの繰り返しで、最近はツアーが入っても「狼少年」の例のごとく、どうせまた白
ゴミのない街とほめられる日本
通訳ガイドのぶんちょうです。外国人観光客を案内していて、よく言われるのが「日本はゴミが落ちていなくてきれい」と言う言葉。そう言われるといつも、自分が褒められかのように、うれしくて誇らしい気持ちになります。
「日本は道もきれいだし、駅も、電車の中もきれい」入国したての人は、まずそこに感心するようです。あまりにも、しょっちゅう言われるので外国って、そんなに汚かったかなあと思います。
そういえば、フ
WASHOKUが賞賛される理由
通訳ガイドのぶんちょうです。今日は、ガイド目線で和食について書いていきます。和食はWASHOKUとして2013年にユネスコによって無形文化遺産に登録されました。農林水産省のホームページの記載はこのようになっています。
南北に長く、四季が明確な日本には多様で豊かな自然があり、そこで生まれた食文化もまた、これに寄り添うように育まれてきました。
このような、「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた