note、メンバーシップはじめました。
こんにちは。フリーランスのらっこです。
突然なのですが、このたび、noteでメンバーシップをはじめてみました。
その名も、らっこの「個人で生きる力を身につけたいぞ研究所」です。
・・・ださい?( ;∀;)
とは思いつつ、わかりやすくていいかなって。
※ ( ;∀;) ←この顔文字を使うあたりがアラフォー。
詳しくは後述しますが、「研究所」というネーミングにしているのには意味があります。
「私が何かを伝える場所ではなく、みんなで考えていく場所を作りたいなあ」と思っているからです。
ちなみに「メンバーシップ」というのは、ひと言でいうと、note上のコミュニティみたいなものです。2022年7月にオープンしたもので、前は「サークル」という名前だったそう。
メンバーシップでは、記事の限定公開や、メール配信、掲示板での交流ができます。
noteにはそもそも有料記事や定期購読というサービスもあるなかで、なぜメンバーシップなのか?についても後述します。
ちなみにメンバーシップは有料にしました。月500円。
※2024年2月から初月無料をやめました。ご了承ください。
この価格は、私のいま現在の自分自身の市場価値に対しての感覚値からいくと、ちょっと高いと思っています。でも、いろいろ考えた末、今、このタイミングで、この価格でいくと決めました。
このnoteでは、メンバーシップを作った背景として以下をまとめてみました。
・っていうか、らっこって誰?
・なんのためにメンバーシップ作ったの?
・なぜメンバーシップなの?
・なぜ今、このタイミングで?
・お前がお金とれると思ってんの?
などなど、今、ここにいたるまでの思いをまとめてみました。
特に読んでほしい人
こんな感じの人に読んでいただけたらうれしいです。
・フリーランスとしての未来に不安を感じている人
・将来的に起業・フリーランスを視野に働いてみたいけど、今はちょっと自信ない人
・よくわからんけど、なんか面白そうだからのぞき見してみようかなって人
らっこって誰?
私はフリーランスのWebマーケターです。
現在37歳。2児の母です。(小3の8歳の男の子、2歳の女の子)
会社員を辞めて半年。まだピヨピヨしている新米フリーランスです。
Webマーケティングのうちの上流工程を得意としています。(市場分析、競合分析、ペルソナ設定、戦略の提案など)
詳しくはWeb履歴書にまとめているので、よろしければご覧ください。
主な生息地域はTwitterで、運用テーマは「悩める系ワーママの戦友でありたい」です。
有益なことをつぶやけている自信はないですが、凡人系ワーママだけど、もがきながらも少しずつ前進しようとしているさまを言語化して発信しているつもりです。
なんのためにメンバーシップを作ったの?
クローズドに「研究する場所」を作りたかった
まさにタイトルの通りなのですが「個人で生き抜く力を身につける方法を研究したい」と思ったのが一番の理由です。
個人で生き抜く力、私自身も欲しいし、自分の子どもにも身につけてもらいたいと思ってます。
でも現時点で私がこれ!という解を持てているわけではありません(持ててないんかい!)今まさに探している最中です。
で、これまではその研究過程を「個人的なまとめ」としてブログやnote、Twitterに書いてきました。
発信した内容に対してDMでコメントをいただけることもあり、すごく嬉しかったし私自身も勉強になってるんですが、
だんだんと「このやりとりがクローズドなのが超もったいない」「他にもこれを見たい人絶対いるやろ」いう感覚をおぼえるようになりました。
もう少し深い内容を、興味のある人とだけ共有したり、深く議論できるような場所を作りたいと思ったのです。
自分ではこれ以上思い浮かばないなってときも、他の人と話しているうちに思考が整理されてきて「なんか思いついたかも!っ」てこと、ありませんか?なんかそういう感じ。
なんかフリーランスって孤独だからこそ、ゆるいつながりみたいなのが欲しいなと思って。クローズドなんだけどオープンな場所を作りたいなあ、と。
メンバーシップの中では、私自身がもがいている過程はもちろん、思考回路も全公開します。
イメージとしては、
ブログで書いている「この〇ヶ月でこう感じた。これからはこうしていこうと思う」みたいな感じじゃなくて、
「今日読んだこの本のこのフレーズにビビビときたから、今からこれやってみる」みたいなリアルタイムのことを書いていく場所にしたい。
で、あわよくば「私それ試したけど、あんま意味なかったから、こっちにしたら?」とかの先人からのコメントをもらえる場所にしたくて、
独立に興味がある人が「なるほど・・そういう感じでトライ&エラーしていくのか・・メモメモ」を疑似体験していく場所でありたい。
「こういうサービスやってみるのどうかな?って思ってるけど、試させてもらえる人いませんか?正直いくらなら払ってもいいかとかを聞いてみたい」みたいなのを相談できる場所にしたいし、
ゆくゆくは「ちょっとこういう仕事をしたいと思ってて、一緒に働ける人を探してるんですけど、週〇時間くらいで〇〇できる人いませんか?」を聞ける場所にしたい。
私だけが言ったり聞いたりするんじゃなくて、参加してくれている人誰でもオープンに話せる感じを作りたいなあ、と思ってる。
フリーランスになりたいと思ったときも、今の私もそうなんだけど「人に聞くことのハードルがめっちゃ高い」んです。
自分なんぞのために、貴重なご経験のおすそ分けをしていただくなんて申し訳ない。今の自分は何も返せないのに!って思っちゃう。1対1の関係性だと特に。
でも、自分の持ってる知見が役に立つっていうことは往々にしてある。目の前の人は今そのスキルを欲してないけど、別の人はめっちゃ求めてる、とかはあるかもしれないじゃん。
個人で働くときの第一ステップって「自分も誰かの役に立てる」っていう感覚を持つことだと思うんですよね。
で、第二ステップとして「できればそれを仕事にしたいな」と思って、どうやれば仕事にできるのか?を考えていくみたいな。
私のメンバーシップが「第一ステップを体験」して、他の人の様子を見ながら「自分なりの第二ステップを見つけていく場所」になったら、嬉しいなあ、と思っています。
これがメンバーシップをやりたいと思った一番の理由。
そういう場所を提供できるように精進していきます。
ここまで読んで、なんか気になる!と思った人は、とりあえず仲間になりましょう。抜けるのはいつでも。入るのもいつでも。
ここから先、まだ長いです。ごめんなさい。
メンバーシップやろうと思った理由があと2つと、なぜ有料にしたのかを書いてる。
チームを組みたいと思った
私、フリーランスとして働き始めて早々に「チームを組みたい」と思うようになりました。
理由はいくつかあります。
・無名の個人では案件を獲得するハードルがどうしても高い
・でも、誰かとつながれれば(チームになれれば)受けられる仕事の幅が広がりそうな感覚がすごくある
・受けられる仕事の限界が自分自身の稼働量の限界とイコールになってしまうのが超絶もったいない
こんな感じ。
いま私はフリーランスのチームに所属していて、その環境がすごく心地いいなと思っていて。ご縁をいただけていることに日々感謝しています。
でもその一方で、案件獲得や仕事を作るという「ビジネスで一番難しいところ」を、誰かほかの人にやっていただくだけの状況では、私はいずれ頭打ちになりそうという危機感を感じるようにもなりました。
外部の人に仕事を依頼するときの最初のハードルって、「この人は信頼していいのか?」「仕事の質はどうなんだ?」みたいな、相手のことをどのくらい信頼していいかわからない問題だと思うんですよね。
はじめましての人だと信頼できるかどうかがわからなくて怖い。だから「知り合いに紹介をお願いする」みたいなことが起こる。
ということは、どうしても「案件を紹介してくれるような知り合いがいないと仕事が取りにくい」わけです。
でも、ですよ。
会社員時代に会社員としかつながっていなかったような人は、案件を紹介してもらえる人とのつながりなんてほとんど持ってないと私は思うんです。
「人脈」や「つながり」って、独立や起業を意識したときに初めて意識するというのがあるあるなんじゃないかなあ、と思う。これが一般的な会社員の感覚だと思ってて。
っていうか、社会人になってすぐのころからゆくゆく独立を目指してめっちゃ人脈作ってたら、今こんなふうに悩むこともなかったはずで。(書いていて悲しくなってきた)
でも、過去は取り戻せないので、今から何ができるかを考えたくて。くそう、前向きに生きるぞ!と自分に言い聞かせてる。今。
案件を紹介したりシェアできるようになりたい
これは私の苦しみから生まれた発想です。
共感してもらえる人は少ないかもしれないんだけど、すっごく強く思ってるので書いてみる。
私はフリーランスになろうと思ったときに、この「最初の案件を獲得するまでのスーパー孤独でしんどい期間」を、なぜひとりで乗り越えなければいけないのか???って思っていたんです。
案件に応募しようと思ったらリアルの履歴書と職務経歴書を送って選考されるわけで。まあそれが当たり前なんだけど。なんか、この過程がめっちゃ孤独だと思いました。
転職活動のたびに、リアルで積み上げてきた実績も信頼もリセットされる感覚があるんですよね。うまくいって転職できたとしても、新しい職場でまたゼロから信頼を作りあげていく時間が超しんどいなって。
あとね匿名でネット上でいくら投稿しても、その蓄積は、リアルな自分の仕事探しを助けてくれるものにならない感覚もある。
でもね、私は「同じ会社にいるけど一緒に働いたことがないよくわからん人」よりも、「Twitterでのつぶやきを毎日見ているあの人」のほうが信頼できたりすると本気で思うんですよ。
同じ会社にいるあの人が苦しいときにどういう挙動するかはわからないけど、Twitterで毎日見てるあの人は「たぶんこういうときにも責任感を持ってやり遂げるんだろうな」ってわかったりすると思うんです。
でも別にTwitterを企業に見せたりするわけじゃないから、実際の案件獲得時にはリアルの自分だけで勝負するわけで。ネット上で匿名でいる限り、リアルの人格としての自分とは別物、みたいな感じ。
当たり前なんだけど、私はこの感じがすごくもどかしかったのです。ネットもリアルもどちらも私なのに、両方をうまく融合させられない感覚が、すごくもったいない。
で、そんなモヤモヤを抱えているうちに、いつからか、誰かがフリーランスに挑戦したいと思ったときに、それを応援できる人間になりたいなって思うようになりました。
挑戦したい誰かに最初の一案件目を紹介したり、案件は紹介できなくても誰かを紹介できる存在になりたい。
まだ自分で案件獲得できるほどの人間ではないし、なんなら稼働を減らして自らもやし生活に突入しようとしているくらい。
でもね。少なくとも、これから個人で生きていきたい人に対して、少しだけ先に個人で働き始めた自分が何を考えて、何を感じているかくらいは伝えられるかも?と思い始めました。
少なくとも私がフリーランスになろうと思っていたとき、先輩フリーランスさんが「どんなことを考え、何を試しているのか」をすごく知りたかった。
ブログやnoteに綺麗にまとめられてる結果よりも、過程を知りたかった。
なぜなら過程の方に学びがあるから。結果はいつも上澄みにすぎない。そんな感覚があります。
今の私では誰かに案件を紹介することもできないけど、人と人をつなげることはできるかも?
もっというと、つながる場を作るくらいはできるかも?
そんな感じで、自分が未熟だからこそ「フリーランス仲間の集まる場所」とか「フリーランスに興味がある人をつなげる場所」を作ってみたいなあ、と思うようになりました。
なぜメンバーシップにしたの?
noteにはそもそも有料記事や定期購読というサービスもあるなかで、なぜメンバーシップなのか?について。
ここまで書いてきた中でだいぶ答えは書いてきているのですが、双方向のコミュニケーションを生みたかったからです。
ブログもTwitterもnoteも、記事タイプの発信だとどうしても一方的になるんですよね。仕方ないんだけど。
ただ私もTwitterとかで人の投稿にリプできないタイプだから(相手の時間を奪ってしまうのが申し訳ないと思ってしまう)反応できない感じはすごくよくわかるんです。
でも自分が発信した内容にもっとライトに色んな反応がほしくて、どうすればいいのかな?っていうのを考えたときに、クローズドな環境で、コメント歓迎!な雰囲気を作れればちょっとは違うのではないか?って思ったので、その実験もかねて作ってみました。
あとはね、人と人がつながったときの化学反応をこの目で見てみたいと思った。これは理想です。
お金とれると思ってるの?
今回メンバーシップを有料にしたんですが、理由はマネタイズしたかったからではありません。そもそも私個人がお金をとれる存在だと思っていません。
有料にしたのは興味のある人だけが集まるクローズドな環境を作りたかったからです。
イメージでは、100人なんていらなくて、5~10人集まればすごく嬉しいなって思う。
似た価値観の仲間で集まって、これからの生き方の戦略を一緒に考えたりしたいし、すごくライトに相談したい。
有料にすることだけが目的なんだったら100円でも200円でもいいんだけど、500円にしたのには理由があります。これは別記事で書いています。
このメンバーシップはそもそも私のノウハウ等を提供する場所ではないです。
「ひとりの凡人フリーランスママが、理想とする生き方を作り上げていくまでのリアルな様子を、横からあーだこーだ言いながら、一緒に楽しむ場所」をイメージしてます。
さらに、
・個人としての生き方を一緒に考えていく場所
・自分だったらどうするかな?をちょっとシュミレーションできる場所
・先々の独立を見据えて、フリーランス仲間との関係性を作っておく場所
こんなイメージです。
これから作り上げていく世界を真横で眺める「エンタメのチケット」であり、未来に一緒に働くかもしれない仲間との「つながりのチケット」のようなもの。
ここを提供することには有料の価値があると思ってるし、価格以上の価値を出せるよう全力で発信していきます。
やっぱりね、働き方を変えるのってものすごい勇気が要ると思うんです。
私自身が会社員を辞めようと思ってから実際に辞めるまで、ずっとずっと悩み続けたから。
そして悩んでいたときの私から見えていたフリーランスの世界は「スキルがあるから案件も獲得できる」とか「自分で自分のことをうまく営業できる」というイメージで。
スキルもないし営業力もないしコネもない自分には難しそうだなってすごく思ってました。
私の場合は、最終的には我慢ならない出来事があって、衝動的に辞めたわけだけど。
いざフリーランスの世界に入ってみたら、もちろん皆さんすごい人ではあるけど、思っていたよりもずっと試行錯誤の毎日だった。
喜んだり悲しんだり、挑戦したり失敗したりしている。その過程を、ときどき苦しみながらも楽しんでいる。そんな感じ。
「そんなくらいのノリで挑戦してもいいんだ!」とか、「らっこくらいスキルなくてもなんとかなるんだ!」みたいな、リアルな参考例になることができれば、私が日々もがき苦しんでいる様も無駄ではないのかなあ、なんて思ったりしています。
ということで、だいぶ長くなりましたが、メンバーシップをつくった理由と、メンバーシップ内で実現したいことの説明でした。
最後にメンバーシップの説明を貼り付けておきます。
思うところあって、初月無料は停止しております。ご了承ください。
よろしければご覧ください~
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