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#128 お日さま、ありがとう

IgA腎症という難病に罹患してから、日々健康的な生活を心がけている。
早寝早起きに塩分控えめの食事——
筋トレとサイクリングも週5日は必ず行っている。

しかし、それでも体調が悪くなることは当然ある。
とりわけ、僕は天候に体調が左右されやすい。

今日の埼玉は、青空模様。

曇天雨天にとても弱い

10月は季節の変わり目。天候も不安定な日々。
そのせいか、なかなか体調が安定せずに辛い1か月でもあった。

とりわけ鼻がやられた。
ブタクサの花粉もあるのだろうか、鼻水鼻づまりが止まらなかった。
そして、先日のつぶやきにも書いたけれど、自律神経が不安定になる。

自律神経が不安定になると、なんとなく倦怠感が続く。
じんわりと頭痛も起きて、何をやるにも集中力が削がれる。
そして、さらにメンタルが落ち込んでいく……。

自分の機嫌は自分で取る必要がある。
とりわけ仕事で、自分の機嫌をコントロールできなければ、仕事をしている人間として失格だと僕は思っている。
だが、悪天候になるとそのコントロールの難易度が高まるのである。

ちょっとしたことでイラついたり、それで仕事がうまくいかなかったり。
そして、空を見れば、暗い曇天雨模様……。

雨も曇りも決して嫌いではない。
雨の匂いは大好きだし、曇りは曇りであの灰色の情景を見たい気分のときだってある。

けれど、心も含めた体調管理という側面で言えば、晴天が一番いい。
太陽と青空が出ているだけで心が晴れやかになるのは、人間だからなのだろうか。

「太陽ってすごいよね」

子どもの頃に、母が洗濯物を干しながらこう言っていた。

「太陽って凄いよね。こんな遠くにある洗濯物を乾かしてくれるんだもん」

子どもの頃は当たり前じゃんと思っていた。
けれど、曇天雨天に弱いと自覚した今の僕は、その母の言葉に頷かざるを得ない。

太陽が出ている空というのは決して当たり前のものではない。
遠い国ではなかなか太陽が出ないところもあるし、太陽が出ていても爆弾やミサイルが降り注ぎ、それどころではないというところもある。

そう考えると、太陽が光を注ぎ、青空を見せてくれることも幸せなことの一つなのだと思えてくる。
母の言うように、洗濯物をからりと乾かしてくれる。
それだけではなく、僕の心も体もただ太陽が顔を見せてくれるだけで、調子がよくなっているのだ。

天候病の体というのはなかなかにしんどい。
でも、だからこそ晴れの日に、太陽に感謝する心を持つことができている。

本日は晴天なり。
お日さま、ありがとう。

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立竹落花
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