日報という物語
テキストを作成しようと思い、ひらがなで「さいかい」と打ち込んだら、漢字変換のトップに「再会」と出てきた。
いや「さいかい」するのはブログなんで「再開」のほうが正しいんだけど。でもなんか、こっちのほうが今の気分にピッタリだな……
それではキャプテンブログ、再会!
というわけで、こんにちは。
株式会社スチームシップのキャプテンCEO 藤山雷太です。
ブログは久々ですね。みなさまお元気でしょうか?
僕がブログを休んでいた間もSS(スチームシップ)は進み続けていて、か~なりヤバいことになってますよ!立ち上げてから丸7年が過ぎ、クルーは現在274名。拠点となるポルトは全国19ヵ所になりました(さらに増える予定)。長崎県の波佐見町から出港して、関東や北海道にも航路が伸びつつあります。
で、これは個人的な話なんですけど。
転職サイトGreenの公式ラジオ「グリテンラジオ」に出演しました!かなり好評だったらしく、僕も脳汁出まくり。そして出演後「自分の思いを自分の声で発信したい熱」が高まって……
スチームシップのラジオが爆誕しました!笑
タイトルは「株式会社スチームシップpresents SSぶっちゃけRadio」。クルーでありSSぶっちゃけRadioパーソナリティのアリサと2人で(打ち合わせなしで)しゃべるのですが、これが楽しい!最初は社内向けに発信していたのですが、アリサのトークに乗せられて「ここまで言わせるの?」レベルでぶっちゃけることも多々あります。
今回のブログは、そんなラジオ(グリテンラジオ・社内向けSSぶっちゃけRadio)でも話したことのある「日報」について書いてみようと思います。
ここまで↑序章
ここから↓本題
スチームシップではクルーに日報を書いてもらっています。その日報を僕は毎日チェックします。
なぜなら、
めっちゃオモロイから!!
みんなの日々の積み重ねって、日報の言葉に出るんですよ。あぁ、この人はすごくがんばっているなとか、チャレンジしているなとか。失敗しても前向きにやろうとしているなとか。日報の中に物語があるし、それを読むことでクルーの成長を感じられるんです。
会社の成長も大事だけど、僕がスチームシップに求めているのは「クルーの成長」なんです。お金をつくること、仕事をつくることも大事だけど、人財を残すことが地域にとって一番大事!そう思っていて。
スチームシップは人財が育つ船でありたいし、ここで働くクルーがどんどん成長することで、どんどん地域にも良い影響を与えられるはず!
それに日報って、その人の個性が出るんですよ。
SSクルーには若者が多いんですけど、おじさんもいるし、外国人もいます。アクティブな人もインドアな人も、いろいろな人がいて。でもそれが良さだと思っていて。
なんとなく組織のカラーが決まっていて(金太郎飴みたいに)一人ひとりに個性がない会社にはしたくない。
それぞれが自分の個性を
ガンガン発揮して、
楽しんで仕事ができる。
そんな会社を目指したい。「この人がいたから、この仕事ができた」みたいな案件を増やしたい。
たとえばスチームシップについて「どんな会社なの?ホントに大丈夫?」と思っている事業者さんがいたとします。でもクルーの仕事ぶりを見て「スチームシップさんいいですね!」と言ってもらえたとする。それって会社としてはものすごく大きな価値ですし、そのような関係性を築いたクルーの評価は当然高くなります。
評価の話でいうと、僕の場合リクルートの評価基準もすこし変わっていて。
面接するときに僕が見定めているのは、その人のポテンシャルとか伸びしろとか「未来への期待値」なんです。そもそも新卒で入社した若い人財は、みんなポテンシャル採用だと思ってます。
優秀な人財を集めて、少人数で仕事をして「足りないところは業務委託すればいい」って考える会社もあるでしょう。
けれどスチームシップがやりたいのは、若者に選ばれる(若者が都会に流出しない)地域をつくること。そういうビジョンでやってますので。
だからこそ、
地域の人財がいちばん重要で
地域の人財に投資したい。
僕にとっては、あたりまえの話です。その人の可能性なんて誰にもわからないし。本人だって自分の可能性をわかってないかもしれない。自分は天才かもしれないのに、気づいてない人も多いんじゃないかな。
そんなことを思いながら、今日も日報を読んだり面接をしています。
…ん?
あれ?
なんか、あなたからもすごいポテンシャルを感じるんですけど、自分で気づいてます?
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※記事中に登場したRadioのリンクを貼っておきます!Youtubeで聞けるので、興味のある方はぜひ聞いてみてください!
株式会社スチームシップpresents SSぶっちゃけRadio
#Vol.001 佐賀県成長企業ランキング1位!地域の宝探しカンパニーが“地方創生”への思いを発信します。
#Vol.002 地域に優秀な人財は本当にいないのか!?Steamshipが今のスタイルになった理由を話します。
#Vol.003 キャプテンがそこまでやるの!?本当は教えたくないスチームシップポルトのつくりかたを語ります。
グリテンラジオ(ゲスト登場回)
#142 長崎県波佐見町から始まる「地域の宝探し」の試み(ゲスト:スチームシップ藤山さん)
#143 社員の未来のために「資産形成カルチャー」を作る(ゲスト:スチームシップ藤山さん)
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