寺井よしみ

諫早独楽劇場代表管理人 舞台制作者  看護師 介護支援専門員 現在は障がいの分野を勉強…

寺井よしみ

諫早独楽劇場代表管理人 舞台制作者  看護師 介護支援専門員 現在は障がいの分野を勉強中。福祉と演劇の世界を行ったり来たり。

最近の記事

リンクワーカーになりたい

『社会的処方』『文化的処方』という言葉を知っていますか? 私も、昨年の演劇大学の講座関連で、確か八巻寿文さんと古賀弥生さんから教えてもらったのでした。 心身の状態があまり良くない方に、お薬ではなく、人との繋がりを処方するということで、より良い状態に導くということを、社会的処方というようですが、その中でも、アートの手法を用いて、孤立や孤独を解消すること、人との繋がりをつくることで、病的な状態から、より良い状態、ウェルビーイングを目指すことを『文化的処方』と呼ぶようです。 こ

    • 大陸軍《グランダルメ》の寵児を終えて

      去る2月25日~26日諌早独楽劇場10周年記念公演『大陸軍《グランダルメ》の寵児』無事に終演いたしました。その後の動画配信期間も終わりまして、何だか本当に終わったんだなと実感しています。いや、制作的にはこのあと実績報告の一仕事もあるんで、まだまだ終わらない感も同時にありますが。 さて、終わってみて思うこと「なんと幸せな公演だっただろう!」「こんなにハッピーでいいのか!」ということに尽きます。千秋楽から3週間経ってもまだ幸せを噛みしめる公演なんてそんなにない。つくづく私は恵ま

      • 福島三部作上映会&トークライブ終了!

        2022年10月9日(日)  諫早独楽劇場10周年企画『福島三部作上映会&トークライブ』終了しました。 驚いたのは、三部作通して観る方の多さ。 20人以上の方が通しチケットで上映会に参加されました。その他、一部と二部とか、二部と三部とか、もちろん一回だけ観る方もいらっしゃって、結果、のべ約100人の方に観て頂けて、本当によかったです!遠くは、福岡や熊本などからもご参加頂きましてありがたかったです。また、集まったお客様も、演劇関係ではない方も数多く参加して頂きました。普段、演劇

        • 『大陸軍《グランダルメ》の寵児』出演者募集。読み合わせ会9/29開催!

          【9/29追加開催決定】 諫早独楽劇場10周年公演 『大陸軍《グランダルメ》の寵児』出演者募集! 読み合わせ会に参加してみませんか? 諫早独楽劇場では10周年記念公演としまして2023年2月25日(土)~26日(日)に作:Granous B.K Ponser(モノクロラセン/砂漠の黒ネコ企画)、演出:荒木宏志(劇団ヒロシ軍)による『大陸軍《グランダルメ》の寵児』を製作いたします。 諫早独楽劇場初のプロデュース公演の開催に向けて、一部のキャストを公募することになりました。

        リンクワーカーになりたい

          毎日新聞に掲載して頂きました

          恥ずかしながら、今朝の毎日新聞に私のことを取り上げて頂きました。ありがとうございます! 毎日新聞の杉山記者に感謝いたします。 丁寧に取材して頂きましたが、限られた紙面の中では、語りきれないこともありましたので、以下、私の言葉で補足して、書いてみました。よかったらご覧下さい。 ①なぜ劇場の運営をしたのか 2011年6月に諫早独楽劇場はスタートしました。 当時所属していた劇団や演劇制作団体の拠点が欲しいということで、アトリエ兼発表の場を探していたところ、知人からの紹介があり、

          毎日新聞に掲載して頂きました

          大陸軍《グランダルメ》の寵児 出演者募集!読み合わせ会に参加してみませんか

          諫早独楽劇場では10周年記念公演としまして2023年2月25日(土)~26日(日)に作:Granous B.K Ponser(モノクロラセン/砂漠の黒ネコ企画)、演出:荒木宏志(劇団ヒロシ軍)による『大陸軍《グランダルメ》の寵児』を製作いたします。 諫早独楽劇場初のプロデュース公演の開催に向けて、一部のキャストを公募することになりました。 とはいえ、なにかかしこまったオーディションのようなものを実施するわけではなく、気軽に楽しく誰でも参加できる読み合わせ会をオンラインにて開

          大陸軍《グランダルメ》の寵児 出演者募集!読み合わせ会に参加してみませんか

          料金改定のお知らせ

          いつも諫早独楽劇場をご利用頂きましてありがとうございます。長年、低価格での場所の提供をしまして、アーティストや関わる人に還元できるように努めて参りました。しかし、昨今のコロナ禍の影響やよりよいサービス提供を今後も続けていくために、2022年4月より値上げに踏み切ることにいたしました。お客様が『諫早独楽劇場でよかった』と言って頂けるように、より一層努力いたします。今後ともよろしくお願いいたします。 2022年4月1日 諫早独楽劇場 代表 寺井よしみ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

          料金改定のお知らせ

          清水宏のはじめましてスタンダップコメディin諫早

          清水宏さんを、初めて諫早にお招きしてのスタンダップコメディライブが終わりました。初めて諫早にご縁を繋いだということは、わたし、自慢していいかなあ~笑。胸にしまいつつ、時々、思い出しては、ほくそ笑みたいと思います。 まあ、爆笑に次ぐ爆笑で、久しぶりにこんな笑ったなあーという感じ!冒頭のヤザワコールから痺れてしまいました。政治ネタから伝統芸能ネタに大爆笑!そして志村けんさんとのエピソードも本当にジンとしました。 清水宏さんのことは、数年前から気になっていて、ずっと、観たいなあ

          清水宏のはじめましてスタンダップコメディin諫早

          独楽劇場的新春ライブ2DAYS振り返り

          1/8(土)宮井紀行弾き語りワンマンライブ 1/10 (月祝)TYPHOON CONDITION ONE-vol.608 DAYBREAK in 諫早 2日間を終えました。 借りてくださった主催者様、関係者の皆様、ご出演の皆様、お客様。本当に素晴らしい時間を過ごせてよかったです。ありがとうございました。 新年に入り、急速にコロナが拡大するなか、心配事ももちろんありましたが、ここまでは何とか開催したいという気持ちで劇場側として場所を提供させて頂きました。 ライブ内容は、お

          独楽劇場的新春ライブ2DAYS振り返り

          KOMAGEKI TALK SESSION vol.1【イベントの今を考える】

          諫早独楽劇場の新企画! オンライントークセッション! 先日、『イベントの今を考える』をテーマに語り合いました。配信まで楽しみにお待ちください! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 【KOMAGEKI TALK SESSION  vol.1】 ●テーマ イベントの今を考える ●内容 人を励まし元気づけてきたエンターテイメントは、withコロナの時代へ。私たちは何を考え、何を悩み、何を目指すのか。エンターテイメントの企画制作に関わるジャンルの違う4人のイベンターがオ

          KOMAGEKI TALK SESSION vol.1【イベントの今を考える】

          諫早独楽劇場から新年のご挨拶

          旧年中は大変お世話になりました。 2020年は誰にとっても変化の年だったかと思います。 芸術やエンターテイメントは不要不急だと言われ悔しい思いもいたしました。そんな中でも独楽劇場を閉めずに継続できたのは、みなさんからの応援のおかげでした。本当にありがとうございます。 2021年、どんな年になるのか予測もつきませんが、まずはコロナが収束しないことには、何もはじまりません。みなさん、体も心も健やかにすごしましょうね。 また、昨年12/19に開催しました、朗読THEナイト☆ス

          諫早独楽劇場から新年のご挨拶

          朗読THEナイト☆スペシャル終了!動画配信みてね!(アーカイブは1/3まで)

          朗読THEナイト☆スペシャル 『重松壮一郎×ニシムラタツヤ』 ピアノ×朗読コラボレーションライブ 終演いたしました。 今回、ライブ配信もいたしました。 配信を担当してくださった家原さん。 ありがとうございました。 なんと今回の配信は4カメでいたしました。 ぜひ、そのカメラワークも楽しんで頂きたいと思います。 2021年1月3日までアーカイブ残りますので、ぜひご覧ください。心地よい語りとピアノに心癒されてくださいね! YouTube【公式】コマゲキジョウチャンネルより ニ

          朗読THEナイト☆スペシャル終了!動画配信みてね!(アーカイブは1/3まで)

          ハートマネー(投げ銭)について

          時々、独楽劇場での公演をリアル開催&オンライン配信をしています。配信はYouTubeを利用して期間限定にて公開しています。 YouTubeは商用利用がNGですし、あといろんな方に見て頂きたいということから視聴無料にて公開して、その代わりにハートマネー(投げ銭)をお願いしています。 投げ銭って言えばわかりやすいんだろうけど、『銭を投げる』という表現がなんだか違和感で。 投げたわけでないし、投げつけられたわけでないし。 投げ銭してくださる方は、『応援の気持ち』でお金をくださ

          ハートマネー(投げ銭)について

          医療・福祉そして芸術

          以前から薄々思っていたのだけれど、医療や福祉と芸術は横並びのラインに並ぶものなんじゃないだろうかと、最近、思っている。 芸術ってひとくちに言ってもいろいろあるけど、私が関わっている演劇に関していうと、資本が大きなとこ以外は、いや、意外に資本が大きいとこもかな? 基本的にコストが高くて利益が出にくい構造なのである。また量産が難しい。原価が高くて利益が小さい。商売になりにくい。そういう産業なんである。 だからといって、演劇を上演しないのか?と言ったらNOで、演劇を上演するとい

          医療・福祉そして芸術

          今夜は野呂邦暢さんを読んでいます。

          12/19に独楽劇場であります朗読会は、芥川賞作家・野呂邦暢さんの作品を取り上げます。 今年はちょうど野呂邦暢さん没後40年。最初から、そこまで意図して企画したわけでないのに、パズルのピースがピタリとあう感覚。 うーん。野呂さんに呼ばれてるのかも。。。 生前に暮らされてた家も仲沖町ということで、独楽劇場からも近いのです。 今日は、野呂さんに生前会ったことがあるという方に、偶然会いました。その方のご主人は野呂さんと親交があり、子供の頃は家庭教師をしてもらっていたそうです

          今夜は野呂邦暢さんを読んでいます。

          演劇は本当にコミュニケーション力を高めるのか!?ロクディムCFに寄せて

          ロクディムが現在、グランドファンディングに挑戦中です!その応援メッセージを書かせて頂きました。 https://readyfor.jp/projects/6-dim/announcements/151615 ですが、文字数の関係でロクディムの素晴らしさを表すにはちょっとシンプルな感じになってしまいました。 実は、私のメッセージは以下の通りで、これを削りに削って推敲して送ったのでした。よかったら全文を公開しますので、ご一読頂けますとありがたいです。 ★★★★★★★★★★★★

          演劇は本当にコミュニケーション力を高めるのか!?ロクディムCFに寄せて