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没頭体験「フロー」を、人生や子育てに活かす(ポジティブペアレンティングADVANCE第4回)
アロハ!
Aiです^^
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ハワイで、ポジティブ心理学の講座を開催したり、オンラインコミュニティを運営したり、しています。
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先日、ポジティブ心理学をベースとした子育て講座「ポジティブペアレンティングADVANCE」の第4回を開催しました!
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こちらは、大切な人との関係をよりよくするための、理論やスキルを学ぶ講座です。
第4回のテーマは、苦しくより楽しく学ぶ!
何かに没頭する体験「フロー」(Flow)の研究では、人生でフロー体験が多いと、意欲が増したり、生きがいを感じたりしやすいことがわかっています。体の面でも、交感神経と副交感神経のバランスが良くなったり、慢性的な痛みが軽減したりするそうです。
▼フロー研究の第一人者 チクセントミハイ博士のTEDトーク
ADVANCE第3回では、フローの効果や、メカニズムについて学び、それを「どんなふうに子育てや人生で生かしていくか」について考えます。
皆さん、「フロー体験」はありますか?
何かに「はまり」、夢中になって繰り返すうちに上達していたこと….
私の場合は英語です!
小学生の時、マイケル・J・フォックスが大好きになり、バックトゥザ・フューチャーを何度も見て、セリフまで暗記していました。中学高校大学でも、同じように、米国ドラマ「アリーマイラブ」や「フレンズ」「セックスインザシティ」にはまって、繰り返し繰り返し見ては、シーンや言い回しを覚えていました。
その学びは、苦しかったか?
いえ、とても楽しかったです。
努力は不要だった?
いえ、努力もしました。
でも、「もっと英語がわかるようになりたい!」と思っていたので、そのために必要な、楽しい努力でした^^
講座の中でも触れますが、フローは、短期的な「今ここ」の幸せにも影響しますが、(やり終わった時の充実感など)、別の視点からみることもできます。
それは、長期的な視点です。
「ヒトは、夢中になることで(フロー)、より複雑な技能を、身につけていく」という部分です。
先日、13歳の息子が初めての自作パソコンに挑戦したのですが、全くの知識0の状態から、実際に動くパソコンができるまで、見事にやり遂げました。
必要なパーツを調べること、相場感と予算の兼ね合いを考えること、適切なタイミングでオーダーすること、組み立てること、そのほとんどを息子がしたのですが、とにかく「これは面白い」「絶対やるぞ」と思っていたようで、これまでに中学校で出ていたどの課題よりも、楽しそうに、熱中して取り組んでいました。
(難しい部分はお友達のパパや野球のコーチにチュータリングしてもらいました^^それも、課題と実力のバランスが取れて、よかったみたいです)
そして、この経験を通して、最初のレベルからは考えられないくらい難しい知識やスキルを、「楽しみながら」吸収していました。
講座の中で、「フローの生起条件」について話すパートがあるのですが、これもまた面白いんです。
自然派生的に起こるフローもありますが、フローは、「自分で起こす」こともできるんですよね。(詳しくは講座で..)
参加された方からも、「職場で、生徒さんに対して取り入れてみよう」「子育てで、意識して環境を整えてみたい」といった意見が出ていました!
参加者の感想はこちらです。
・大人がフローを楽しんでること、そういう姿を見せてあげることが大事だと思いました。また、子供が夢中になることを受け入れてあげる、家庭の雰囲気を作ってあげることも大切だと感じます。
・フローを話すのは楽しいです!息子にもやってあげられることはたくさんあると感じました。料理やギターにチャレンジさせてあげる、生起条件の環境をつくってあげようと思います!
・フローを起こすことができる、ということを知って感動しました。フローをデザインして起こさせてあげたい、そういう環境を作ってあげたいなと思いました。
・赤ちゃんの生活も、リビングでの様子やそこに飽きて別の部屋に出て行った時の感じなどから、「フロー」があると感じました。
・学校関係のやらなければならないことでも、うまく行っていないことがあったら、フローの「8チャンネル」を意識してみます。不安だったら、楽しみながら学ぶを取り入れてあげる、成功体験を増やしてあげる、親もそれを楽しんでる姿を見せてあげるなど、してみたいと思います。ハワイ語の習得に、親子でフローを利用して取り入れてみたいです!
さて、アドバンスも残すところ2回!
楽しみながら、進めていきます!
▼ならはらのフローに関する過去記事を読む
今日も読んでいただきありがとうございました!
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