2017年秋に原因不明の腎機能低下により入院することになったアレクサンダーテクニーク教師のヨウコが「闘わない」「主体的に取り組む」をモットーに楽しい入院生活を通じて自己再生する過…
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#腎生検
12 ステロイドパルス開始:病気の解釈とフィールドワーク
ステロイド治療開始昨日からステロイドパルス療法なる治療が始まった。細かい診断はさておき、いずれにしても治療法はこれだけだし仕方あるまい。
ステロイドというのは、腎臓の絵で見ると、腎臓さんのお帽子のように見える小さな臓器「副腎」というところから出るホルモンで、もともと体にあるものです。副腎はほんとにかわいいです。腎臓愛、生まれると思う。お帽子かぶった腎臓を解剖図で見たら。うん。
で、ステロイドの「
11 腎生検における腎臓愛
腎生検は何をするか(隣人患者の悶絶マッサージを聞きつつ書く)
腎生検が無事終わり、昨日から今日の朝までベッドのまま身動きは制限されていた。覚えてるうちに書く。
そもそも、腎臓の生検は何をするかというと、背中から腎臓に向けて針を刺し、地層調査のようにボーリングして、ボールペンの先ほどの細長い組織を取り出して組織を顕微鏡で調べる。組織には腎機能の主役を成す単位「糸球体」がきちんと取れていないといけな