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自分の意見を明確にすべき理由7選。自分オリジナルの人生を歩むために。

世界は大きく変化しようとしています。

海外で10年働いたあと、2020年に日本に戻り、あらためて日本の閉塞感を肌で感じている今日この頃です。

これからの人生を生きていく上で、『自分の意見を明確にする重要性』について思うところがあるので、書いてみました。

さっそくですが、自分の意見を明確にすべき理由、7選です。

①トップダウンからボトムアップへ

②金太郎飴社会から多様性のあるグローバル社会へ

③年功序列社会からオールジェンダー平等社会へ

④低成長な高齢化社会へ

⑤選択肢が圧倒的に多い時代へ

⑥全人類が情報発信する時代へ

⑦自分の意見こそ価値のある時代へ

以上です。では具体的に説明します。

①トップダウンからボトムアップへ

・戦争が多かった昭和の前半、軍隊は典型的なトップダウンの組織

・戦後日本は大量生産方式、労働者は指示通りの反復作業の繰り返し

意見を持つのは組織のトップだけ、あとの者はその指示に従えという考え方。

しかしバブルが崩壊し、日本が先進国の順位を下げてきたあたりから。。。

・自分の意見を持たない人ばかりの組織では世界に勝てない。

・トップから叱られても自分の意見を曲げない人を組織が求め始めた。

②金太郎飴社会から多様性のあるグローバル社会へ

・日本は同調圧力の強い社会である。

・お国のため、会社のため、アルバイト先のために、自分が我慢すればいいんだ。(個人より組織優先思考→生きづらい社会)

・海外では自分の意見を持たない人こそ和を見出す存在。

・意見を持たない人は価値がないとみなされる。

③年功序列社会からオールジェンダー平等社会へ

・家父長制度では男性(家長)の意見が最優先であった。

・女性には学歴は不要であり、黙って男に付いて来ればいい。

女性重視、女性参画型の組織運営へ変革中。

オールジェンダーを尊重すべきという風潮へ。

意見を表明することが、成人男性の特権から全ての人に求められる時代へと。

④低成長な高齢化社会へ

・高度成長時代は長時間労働ではあったが、頑張るだけ給料が上がった。

・低成長時代では、努力や苦労が報われなくなってきた。

・病気で苦しむ期間が短かった。

・寿命が延び、直面する困難が多くなってきた。

困難に直面するのが当たり前の時代となった。

⑤選択肢が圧倒的に多い時代へ

・士農工商、生まれつき、仕事が決まっていた。

・高度成長期ですら海外渡航の選択をする必要がなかった。

・女性のキャリアアップは不要とされていた。

しかしインターネットの出現により、多様な生き方が可能になった。

・人生には多くの選択肢が存在するようになった。

・大学不要論、世界のどこででも働ける、フリーランスで働く。

・引きこもりで稼ぐYouTuberが出現、学校は不要、情報はネットから。

生き方の選択肢が増えれば増えるほど、自分の意見を明確にする価値が高まる。

自分オリジナルの人生を歩むには、自分の意見を持つことが不可欠。

正解のある問題を早く探せる人と、正解のない問題に自分の意見を持つ人とが区分される時代へ。時代は自分の意見を持ち、それに沿って行動できる人が社会的価値を持つ時代へと。

⑥全人類が情報発信する時代へ

・自分とまったく違う生き方を選んだ人の様子がスマホで見られる時代となった。

・隣の芝生が更に多く、もっと良く見える時代へ

・一流大学卒、一流企業入社、ふ~ん、それで?

・副業で稼ぐ人がうらやましい。自分はこれでいいのか?

・自分の人生の選択は正しかったのか?別の道があったのでは?

これこそ自分で選んだ生き方なのだ!と、確信できていればいいんです。

でも、親や世間や会社に与えられた借り物の人生だとしたら哀しいよね。

オリジナルの人生を送るためのキーワードは『自己決定』

人の人生をうらやむのではなく、自分で考え、選んだ道を歩んできたという自覚が自身へとつながるのだ。

⑦自分の意見こそ価値のある時代へ

・正解のある問題はググれば答えが見つかる。

・ググれば分かる分野で価値を見出すのは難しくなってきた。

・正解のない問題に直面すると自分の意見が決められない人の価値は下がる。

・AIに仕事がどんどん奪われて行く時代へ。

今後、正解のないことについて、自分の意見が言える事が重要になる。

膨大な資料をすべて調べて正解を出すのではなく、考え尽くして自分の意見を明確にすることこそがAIにできない領域として残る。

・正解探しモードから自分の意見を考えるモードに移行する必要があるのです。

以上が要点の説明となります。

私は大学時代に体育会系クラブに入り、主将になってから、自分の意見を持ち、主張することが好きになりました。

小・中・高・大学入試までは、親の言いなりで歩んできた人生でした。

そのことに何の疑問もありませんでした。

そして会社員となり26年間必死に働き、それなりに肩書も上がり、年収も増えて行きましたが、組織の中で働くことの不自由さを強く感じ始めてきました。

そして下した決断は、海外(中国)で起業するという選択でした。

知り合いもおらず、単身で中国へ渡り、必死に歩き回り、起業にこじつけました。

そもそも中国語が話せない、どこへ行って情報を集めればいいかも分からない。

そんな逆境の中に身を置くと、先ずは食べるために、どこへ行き、何を話すかを考えました。

必死に中国語を勉強し、出会う人に身振り手振りで質問しまくりました。

幸いにも県の出向機関があったので、多少の支援は受けられたので助かりましたが、商売を始めるとなると頼りにはできません。

しかしそこで学んだのは、逆境に身を置いても、自分の意見をしっかり持っていれば、どうにかなるものだということです。

人生でそんな経験などしたことがないという方には、是非一度、海外を見に行って下さい。

異なる言語、異なる主義主張の中で自分がどう生きて行けるかを探ってみて下さい。

これからは、自分の意見をしっかり持ち、自分の信じた道を歩いて行かないと、自分オリジナルの人生は歩めません。

迷いや後悔だらけで歳を重ね、老後になっても迷い多き人生になりかねません。

後悔、先に立たずです。

今のあなたが、一番若いあなたなんです。

考え方を変えるには、早い方が有利です。

それが、今だと思います。

理想の人生とは何でしょうか?

『生きている今が幸せだと感じることです。これが自分が選んだ生き方だと確信できることです』by わたし。

最後に、今回の記事を書くにあたり、参考にさせてもらった書籍を紹介します。

そんじゃまたね!





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