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【原材料名】カフェオレ&カフェラテ

この記事は、市販されているカフェオレ・カフェラテの食品表示を見比べて、調べ学習を行った記録です。

コンビニやスーパーに行くと様々な種類のカフェオレカフェラテが売っています。
私はそれらが好きでよく飲みます。
「どんな違いがあるのだろうか。」と好奇心を持ったのが今回の記事のきっかけです。


はじめに

まず、カフェオレとカフェラテの違いですが、下記のような違いがあるそうです。

●カフェオレ
ドリップコーヒーを使用、コーヒー:ミルク=1:1
●カフェラテ
エスプレッソコーヒーを使用、コーヒー:ミルク=1:4

そして、今回飲み集めてみたのは11種類のドリンクです。
これは、甘いな、渋みが強いなというのはありましたが違いは正直分かりませんでした…。

さて、原材料名一覧を表にてまとめました。

【カフェオレ】

【カフェラテ】

販売者略称について
A:アサヒ飲料、C:コカ・コーラカスタマーマーケティング
S:サントリーフーズ、K:キリンビバレッジ、I:伊藤園

表にまとめてみると、同じ構成で作られているものはないということが分かります。
カフェラテは基本的に牛乳、砂糖、コーヒーで構成されていることが分かります。
カフェオレは牛乳、砂糖、コーヒーに加え、乳製品系とデキストリンで構成されていることが分かりました。

定義的には一番上に書いたものらしいですが、同じ構成ではないのに同じ原料が使われているのが面白いなと思います。

ちなみに一番甘いなと思ったのは、【とろけるカフェオレ】です。このドリンクだけ砂糖の重量が一番多かったです。
逆に渋みを感じたのは【無糖LATTE】です。無糖と名前があるように、このドリンクだけ砂糖がありませんでした。
甘さは砂糖に左右されているのかなと思いました。

原材料について

全粉乳:生乳や牛乳などから、ほとんどすべての水分を除去して粉末状に加工したもの
脱脂粉乳:生乳や牛乳などの乳脂肪分を除去したものから、ほとんどすべての水分を除去して粉末状に加工したもの
デキストリン:デンプンまたはグリコーゲンの加水分解で得られる低分子量の炭水化物の相称。飲料の粘度の調整に利用
乳化剤:乳化や起泡・消泡などの目的で使用される薬剤の総称。容器の縁にそって液面に脂肪が浮くリング現象や、分離した脂肪分が浮上するオイルオフ現象コーヒー成分の沈殿の防止耐熱性細菌による腐敗防止のために利用
カイゼンNa:牛乳に含まれるタンパク質のカゼインを原料とし、カゼインを水に溶かしやすくしたもの。コーヒーとミルクが混ざり合った状態(均一化)を保つために利用
安定剤:粘性を高めて食品成分を均一に安定させる効果

食品表示ルールについて

【原材料名ルール】
・使用されている原材料名を全て重量順に表示されている。
・スラッシュ(/)の前は原材料、後ろは添加物

【名称表示ルール】
コーヒー100gあたり5g以上のコーヒー豆から抽出した又は溶出したコーヒー分を使用
コーヒー飲料100gあたり2.5g以上5g未満のコーヒー豆を使用から抽出した又は溶出したコーヒー分を使用
コーヒー入り清涼飲料1g以上2.5g未満のコーヒー豆を使用から抽出した又は溶出したコーヒー分を使用

ラベル写真

参考
・Wikipedia
・サントリーHP
・伊藤園HP     他

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