自分が楽しめる仕組みをつくる。
自分で「自分が楽しめる仕組みをつくる」と、人生ちょっと楽しくなるんじゃないかと思っている。
やりたくないことはやらなくていいと思うのだけど、目の前にやってくる物事というのは、絶対やりたくないってわけじゃないけど、ちょっとめんどくさい、みたいなものが意外とたくさんあって。
(わたしが超絶めんどくさがりやなだけかもしれない…)
たとえば、保育園や学校関係の大量の紙書類。
何度も同じことを書かなきゃいけなくてめんどくさいことこのうえない。
そういうときはだいたい書類リストをつくってできたらひとつづつ消していく。
リストつくる方がめんどくさいじゃんと思われるかもしれないが、ひとつ終わるごとに消してささやかな完了感を味わうという楽しみをつくって自分を奮い立たせるのである(おおげさ)
たとえば毎月大量の手作業で数日かかる仕事があったとき。
めんどくさすぎて毎月やるのは無理だなと早々に思って、そこから数ヶ月かけて自腹でエクセルVBAを勉強して、その手作業をマクロ化して3秒で終わるようにした。
結果、毎月の月初業務が楽しくなったし、その後も関数とマクロをつかうことでめんどくさい作業はどんどん減ってやりたい仕事に時間とエネルギーを使えるようになった。
わたしはとてもめんどくさがりやで、怠惰な自分をとても自覚しているので、めんどくさいことに取り組むために、自分の楽しみをつくることでなんとかそれをやる、という努力をけっこうたくさんしているように思う。
先月から続けている硬筆(論語のテキストがおわっていまは風姿花伝を書いている)も、やりたいことではあったけど、毎日やるめんどくささはあって。
毎日続けて習慣化するためには「めんどくさい」をできるだけ排除し、楽しみをつくる必要があった。
だから書きたくなる文章のテキストを探して、1日の1章句をなぞってから白紙のノートに本番書きするとルールを決めて、何を書くかどう書くかは毎回考えなくてよい状態に。
そして、わたしはストレングスファインダーの上位に収集心が入っていて、ログがたまっていくことが楽しいタイプなので、文字を書いたらインスタグラムにアップすることにした。
たいしてうまいわけじゃないのにインスタにアップするのは抵抗があったけど、毎日書いた分たまって一覧化されるのが気持ちよい。
と、めんどくさがいがために地味な工夫と試行錯誤をしているのである。
**
自分が楽しくなる方法というのは人それぞれちがう。
だから自分がどんな仕掛けや仕組みがあると楽しくなるのか、どんなことがあると楽しくなくなるのか。
それを見つけて、自分でうまく組み合わせることができたら、楽しく取り組めることが増えるんじゃないかなーと思う。
これは小1息子との関わりの中で意識しているでもあって。
やらなくていいけど、やれるならやったほうがいいめんどくさいこと。
息子にとっての宿題とか、片付けとか、歯磨きとか。
それらをどうしたら楽しくできるのか。
息子はわたしとちがう人だから、彼はどういう風にすると楽しめるタイプの人なのかを観察して試してを繰り返しているような感じで、わたしにとってそれはめんどくさいけどおもしろいことのひとつです。