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まんが日本史って結構面白いよ?

 夏の連続投稿のお題に #朝のルーティーン というのも入っていまして、拙宅では何かなと考えてみたんですが、最近はヒストリーチャンネルのまんが日本史の帯放送ですね。

 これ、いま見ても結構面白いんですよ。
 流石に歴史観については古いというか当時のものだなと思うんですが、それを割り引いてみれば学術的な視点に耐えられるものになってるのがよくわかります。子供向けの番組だからこそ、そこには手を抜かないし、責任を負って製作している、といっても良いでしょうか。
 また、膝行や膝退などの当時の所作については、最近の時代劇や大河ドラマよりもしっかりと再現してるのにも驚きます。

 また、銀河万丈さんや塩沢兼人さんなどの錚々たる伝説的名声優が、当たり前にエキストラ同然で出演してるのポイントです。逆に、青野武さんの織田信長みたいに、怖いくらいにマッチしてインパクト抜群だった例もありましたが。

 そんなわけで、歴史が好きな人には、復習という意味も込めてこの番組を見るのも良いと思います。HuluやAmazon primeでも配信されていることですし。

追記:8/2朝の放送分

 8/2朝の放送分は第8話、鑑真和上の来日がお題でした。

 この鑑真の来日についてはYouTubeの、最近よく拝見するこのチャンネルでも取り上げられていました。

 この動画での解説を見てて思ったんですが、鑑真の出身地や拠点としていた地域は江南、すなわち古代から現代に至るまで何度も何度も陸の中国の勢力に踏みつけられた海の中国とも呼べる世界なんですよね。
 それを頭に入れると、鑑真に協力していた技術者などの在家の協力者からは、「王法、なにするものぞ!」という義侠と反骨の気風も感じます。

 すでに知っていると思った人物や出来事についても、新たに得てきた知識や見解を踏まえてからもう一度触れると、認識が変わるということはしばしばあります。
 これもまた、歴史に親しむ楽しみのひとつではないでしょうか。

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