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テレレテッテレー、チャージ!(ガンヘッドリニューアル版を待つファンファーレ)
明日はいよいよガンヘッドのリニューアル版マンガや資料集などの発売日です。
なんだってこのタイトルとサムネイル画像なのかは、実際に映画を見てもらえればわかると思います。
実際、WOWOWでも2月に引き続き4月とGWに放送しますし。
WOWOWさん、味しめちゃったのかな。
そのWOWOWで映画を観て思ったんですが、正直なところ、映画全体としてはひどいものなんですよ。
作品の世界背景を投影しきるのには人員も予算も経験値も足りてないし、壮大すぎる設定と気宇に追いついてないのが明白。ダメなところをあげていったらキリがない。あと、これはダメってわけでもないけど、小説版とマンガ版を先に触れてたから、ジョン・マクレーンかメイトリクス大佐かってくらいムキムキタンクトップマンな高嶋政宏ブルックリンとのギャップにビビりました。
でも、その特撮シーンは迫力満点だし、それによって言葉にはならないけど魅力的なことはわかる世界観は存分に伝わってくる。
そして、この一点において、ガンヘッドは知る人ぞ知るカルト傑作として語り継がれているのがわかります。
こういう一点の魅力と評価だけが極めて突出した作品を、「尖った作品」というんでしょう。
逆にもしいま、潤沢な予算と豊富な人員を用いてガンヘッドをリメイクしてオリジナルのダメなところを底上げしたら、その尖った特色も消えて、「出来は悪くないけど記憶にも残らない」という凡庸な作品にしかならないんじゃないかなあ。
それでも、もしあえてガンヘッドを再映像化するというなら、映画本編のリメイクより、その前日譚に当たる小説版1巻と2巻を題材にしたサイバーパンクハードボイルドものにする方が面白くなりそうです。
Netflixとかでドラマ化できないかなあ。
そんなわけで、明日のマンガ版ガンヘッドの配信開始を心待ちにしているてんぐです。
ついでに言うと、明日はプロ野球の開幕戦でもあります。
去年はペナントレースはろくに見てませんでしたが、今年は見られる限りは見たいです。