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JERZEES/RUSSELLのスウェットシャツをレスキューした!

ラグハウスの仕事はレスキューだ!古着の大海原からレアアイテムを救助する。

皆さんこんにちは、ラグマスター(ラグハウスの親方)のPikaichiです。ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事です。常日頃より、古着のリサイクルや回収にご協力下さり有り難うございます!!

今回レスキューしたのは、ジャージーズbyラッセルのスウェットシャツだ。

MADE IN USA


アメリカのスポーツを語る上で欠かせないアスレティック・ウェアブランドRUSSELL ATHLETICが、1983年にプリンタブル・ウェアラインとしてスタートさせたのがJERZEES(ジャージーズ)。

スタート当時からスポーツシーンを意識し、いち早く速乾性のあるポリエステル混合ラインや、「トリプルブレンド」と言われる三者混ラインに力を入れ人気を博す。

また、本国アメリカならではのドライな風合いと、コストパフォーマンスが高かったことから、バンドTや企業向けTシャツやスウェットのボディとしても多く流通されている。


現在でもアメリカのアクティブウェアを代表するブランドの一つとして世界各国で親しまれている。

JERZEES公式サイト


LUTHERAN WESTのロゴ

プリントされているロゴから、アメリカ合衆国オハイオ州のリンデンに有るルーテル西高校の物かな。

21の意味は不明だが創立21周年記念で無い事だけは確定。何故ならルーテル西高校は1958年創立なので21周年なら1979年のはず、しかし星形マークの組合が設立されたのが1984年なので合致しない。また、JERZEES(ジャージーズ)がスタートしたのが1983年でこれとも合致していない。

古着の楽しさは一点物でデザインや素材に価値が有る事もそうだが、その古着のタグやプリントされたロゴなどから、そのアイテムの背景にある物語(時代や地域、登場人物や社会状況)を想像💭する事にも有るのだ!


星形のマーク

【Crafted with Pride in the U.S.A. Council】という組織のロゴマーク。
80年代前半、米国の衣料関連の貿易赤字は急速に拡大していき、米国内の衣料品メーカーや従業員が危機感を抱き、米国で生産した衣料品を消費者に購入を勧めるキャンペーンを行うべく、米国内の245の業種と労働組合の連合によって1984年に発足した組織。

ポリエステル44%綿43%レーヨン13%の三種混合

タグのデザインから1980年代の物と推定。


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自動車メーカーに物申す📢古着から作られるフェルトの値上げを要求する❗の動画はこちらから🔻

🟣ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事だ🟣

ラグハウスの大事な任務の一つは、廃棄された古着の山の中から貴重なアイテムをレスキュー(救出)してあげる事だ。この任務、言葉で表すのは簡単だが、実際は大海原の中から漂流者一人を発見するような大変なタスク!

上の画像は、不要になって古着のリサイクルに出された衣類の山です。以前の所有者にとっては要らなくなった只の古着なんですが、コレクターやマニアックな人にとっては垂涎物のレアアイテムなども紛れ込んでいる訳です。

そんなビンテージ品やレアアイテムを、古着の大海原からレスキュー(救出)してあげる事も、ラグハウスの大事な仕事の一つなのです。

🟣ラグハウスとは🟣

ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事で、和名は襤褸屋(ぼろや)です。ラグハウスでは、回収された古着を主に次の3種類の用途に選別してリサイクルしています。
①ウエスの原料(工業用の雑巾)
②反毛の原料(フェルトの原料)
③中古衣料(国内国外向け古着)

💜レスキューシリーズをお読み頂く上での注意点💜

レスキューしたアイテムや、その歴史やディテールに付いての解説は、ラグマスターの浅薄な知識に基づく物で間違っている場合も有ります、その点はご容赦くださいます様お願い致します。


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