SDGs12を古着の♻リサイクルで考えてみた!#️⃣3️⃣
皆さんこんにちは、ラグマスター(ラグハウスの親方)のPikaichiです。ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事です。常日頃より、古着のリサイクルや回収にご協力下さり有り難うございます!!
ファッションロス
ファストファッションのブランド企業は、現代のトレンドやニーズを満たすため、衣服を必要以上に生産し続けている。
その結果として世界各地で衣類が山のように捨てられ、非現実的な光景が広がっている。世界で最も乾燥しているといわれるこの砂漠を汚染しているのは、流行の服を大量生産して短いサイクルで販売する「ファストファッション」だ。アパレル業界を席巻する大量消費主義の社会的影響といえば、工場での児童労働や低賃金が知られるが、環境破壊について取り沙汰されることは少ない。
SDGs12つくる責任つかう責任
SDGs12つくる責任つかう責任を古着のリサイクルで考えてみました。皆さん、SDGs12つくる責任つかう責任には何か抜けている責任があると思いませんか?そうです、しょぶんする責任が抜けているんです。
では処分する責任は誰に有るのでしょうか?メーカーか消費者か、それとも行政なんでしょうか?
この処分する責任が抜けているために、世界のあちらこちらで古着が不法投棄されているのです!
消費者のエシカルな行動で世界は変わる!!
消費者がエシカルな行動をとることで、世界が変わると思います。先ずはサステナブルファッションを実践し、リサイクルやリユースに適した素材を使用している衣服を選ぶ事から始める必要が有ると思います。
また、消費者がアパレルメーカーなどに踊らされる事なく、本当に自分が必要とする物をよく吟味して購入する事も大事だと思います。そうして必要のない物を購入し無くなれば、メーカーも必然として売れない物を生産しなくなるのです。
消費者がエシカルな行動をとる事で、企業も変わって行きます。もったいないからの心をもって行動しましょう。
▼ノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんも「もったいない」って言ってるでしょ!
SDGs12つくる責任つかう責任を古着のリサイクルで考えてみた!最終編の動画はこちらから▼
ラグマスターPikaichiのオピニオン
南米チリのニュースを見れば、誰もが古着の輸出が悪い事だと思うのも仕方が無いのかもしれません。私にも古着を海外に売るのは悪だと意見する方が現れる始末ですから。
あのニュースでは、古着が大量に輸入されて売れない物が廃棄されているという趣旨の報道でしたが、私の見解は違います。そもそも輸入されている物は、行き場を失ったゴミなのです。
古着という名目でゴミを輸出しているに過ぎないのです。あくまでも私の私感で、ここからはたとえ話しになりますが。国内でリサイクル出来ない古着を産業廃棄物で処理すると100円掛かるとしましょう、ところが輸出するのに掛かる費用が50円で済むとしたら、輸出してしまえば50円儲かる訳です。こういうカラクリが有って、ゴミを輸出する業者がいるのです。輸入先の国にもそのゴミを引き受ける代わりにお金をもらい、不法投棄する輩がいるのです。
そもそもあなたが古着屋だとしたら、着られない物だらけの古着をお金を出して仕入れますか?仕入れるわけありませんよね!あのニュースはショッキングでしたが、私には本質をついているようには思えません。
なぜならば我々ラグハウスは古着を国内できちんと選別したうえで、ゴミは国内で適切に処分し、ゴミの出ない古着を生産して海外に輸出しているのですから。古着といえども、品質が良く無ければ海外でも売れないのです。
あのニュースを制作したスタッフは、海外で人気の古着の本質について誤りがあると思います。なので、あのニュースを見て誤解されている方々には、日本国内のラグハウスが手を掛けて輸出している古着は、ゴミなどは出ずあのようなゴミ山には捨てられていない旨、宜しくご理解下さいます様にお願い致します。
ラグハウスとは
ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事で、和名は襤褸屋(ぼろや)です。ラグハウスでは、回収された古着を主に次の3種類の用途に選別しています。
①ウエスの原料(工業用の雑巾)
②反毛の原料(フェルトの原料)
③中古衣料(国内国外向け古着)
このブログをお読み頂く上での注意点
私のブログや記事の中では、古着や古布、古繊維の事を総称で古着と表記したり、またリサイクルやリユースの事を総称でリサイクルと表記している事が有りますのでご注意下さい。そして、その古着をリサイクルする業者の事を、ラグハウス(Rag House)またはボロ屋と表記しています。
また、古着のリサイクルについてのご意見や疑問、ご質問などが有りましたら、コメント欄より是非お寄せください。丁寧に分かりやすく返答させて頂きます。
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