卒業🌸
今日で3月が終わって、明日から新年度の4月が始まるなんて、時が過ぎるのは早い、、、
個人的な話になりますが、この3月で大学を無事に卒業することができました。
6年間の薬学生生活、もっと言うと18年間の学生生活が終了しました。
本当に長く感じましたが、終わる時って必ず来るんだなと思いました。
今回は、学生生活を少し振り返ってみたいと思います。
学生生活の軸はやっぱり勉強にあったかなと思います。
勉強が好きだと言える人はなかなかいないと思いますが、私ももちろん好きではありませんでした。
でも、出された課題はきちんとこなしたい、試験は良い成績を取りたい、という思いで頑張っていました。
そのお陰で、高校生まではその努力が結果に繋がり、それが自分の自信になっていました。
だから受験も、頑張って絶対に志望校に受かりたいと思い、高3の1年間必死に勉強し無事に合格できました。
でも、大学生になり授業が始まり試験を受ける中で徐々に気づいたことがありました。
今までの私の努力なんか、ここでは一切通用しない。
授業もそうですが、同級生のレベルが高すぎると感じました。私のように努力型の人もいたと思いますが、才能型で直前に詰め込んでなんとかなっちゃうという人も沢山いました。
もっともっと頑張らないとという気持ちでいっぱいでした。みんなが1週間でできることでも、私は1ヶ月前からやるようにしました。
それでも、なんとかしがみついている状態でした。
実験もあったのですが、終わるまで帰れないという過酷なものもありました。
自分が何をしているのかもよく分からないのに、いつまでも帰れないし、これを毎日やらないといけないんだと思うと嫌でたまりませんでした。
要領よくこなせる同級生の中に、何もできない自分がいることがやるせなくなりました。
今思い返しても、大変だったし辛かったな〜と思います。ストレスでご飯が食べられなかったり、泣いたり過呼吸を起こしながら勉強していたり、不健康に過ごしている方が多かった気がします、、。
それでも気づいたら乗り切っていました。どこかで我に返っていたら辛くて立ち止まっていたと思いますが、無我夢中に走っていたらここまできたという感じです。
達成感はありましたが、何より自己肯定感がものすごく低くなってしまいました。常に劣等感に駆られて、もっと頑張らないとという強迫観念に駆り立てられて勉強をしてきました。
自分にとことん厳しい人間になってしまったなと思います。
でも、こうなってしまったことも仕方がないと今は前向きに納得しています。薬学部の学生生活が大変な事を知った上で、自分で選んで決めた道ですからドンマイと思うようにしています。
その分これからは、自分を認めてあげられる環境や考え方を見つけてあげたいなと思います。
今までの苦労がある分、どうしたら自分に優しく生きられるのかを大切にしたいです。
これが私の学生生活を通した一番の学びです。
最後に、自己満足ですが袴の写真を載せます!
自分の中で色をこだわって探していたのですが、シンプルな中にレースなどの可愛い小物を入れ込んだお気に入りの仕上がりになったんです〜
出会いや別れ、皆さん色々な春を迎えられると思いますが、暖かくなってきた春の日差しに心を安らげてもらいながら過ごされてください。
読んでいただきありがとうございました。
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