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思えば遠くへ来たもんだ
noteを書こう書こうと思いつつ、なんだか一年経っちゃいました(-。-;
アドベントカレンダーをきっかけにして、こんな風に残せるのはありがたいです。
「思えば遠くへ来たもんだ」
振り返るとそう感じています。
今年は学会で大規模な対話ワークショップをさせていただいたり、職場でも所属長を集めてやったり、地域医療者の会で場をもったり、と大きな場をいただく機会に恵まれました。
個別に振り返りnoteを書こうと思っていますが…(本当かw)
こんな場をいただくなんて、10年前の私には想像もつきませんでした。
だって、「対話」すら知らなかったんですから!
ワールドカフェとの出会い
講師&対話の師匠と仰いでいる方に「おもしろいから来なよ」と誘われてわけもわからず参加した2015年の「ワールドカフェ20周年記念日本イベント『ワールドカフェが開く社会・組織・コミュニティの未来』
ここで、対話の素晴らしさ、そして話を交わす場の醍醐味にすっかり魅せされました。しかも、普段の生活では全く出会わないジャンルの方と初めて対話をし、知見やら自分の「渇望していること」に気がつく!そんな場に衝撃を覚えました。
そこから私は「対話」にのめり込んでいきました。
・場づくり
・ファシリテーション
・傾聴
・対話の効用
・心理的安全性
etc etc…
それまでは、コミュニケーションの研修講師「だけ」でした。
研修講師としては、明快な解を提供しなくてはなりません。
受講者の「で、どうしたらいいの?」にこたえなければなりません。
ワークショップデザイナー駆け出しの頃は、その思いが強すぎて失敗しました。
(失敗の振り返りはコレ↓
「ワークショップは大吟醸にあらず」
https://note.com/radish_daifuku/n/nbb8c79f2877e)
コケたこともあり、これはしっかりと学ばなくては!と青学wsdの門を叩いたのです
地味にやってきた先の結実
wsdでの学びは、私に「根っこ」を作ってくれました。
「研修」と「ワークショップ」の違いを、私の中で明快にすることができました。
だからこそ、プログラムデザインを考える軸を持てました。
そして、仲間を得ました。
オンラインで定期的に対話の場づくりをする仲間
地域で対話の場を共につくる仲間
仏教や哲学を通じて語り合う仲間
そして。今私の職である「医療」での仲間
そんな多様な方々に支えられ、場づくりのご縁をいただいていました。
そして今年、私にとって大きな場をいただく機会に繋がったのです。
大きな花ふたつ
ひとつは、職場の病院で行った、所属長・役職者を集めて行った「接遇」をテーマとしたワークショップ
もうひとつは、所属している「医療対話推進者」の年一回の学会で大規模な対話ワークショップです。
「ワークショップ」なので、いつも通り
・それぞれの思いをたくさん話してもらいたい!
・「研修」にしない
に専念しました。
すると、参加者の皆様からあたたかいお言葉が。
何よりも、一緒に行ったスタッフの皆様からの熱い想いがあふれて…!
震えるほど嬉しかった。
こんなに喜びをいただけるなんて、私はなんて幸せものなんだろう!
思えば遠くへきたもんだ
と、しみじみと嬉しさにひたりつつ、この振り返りの時を持つと…
過去の「知らなかった」自分から見ると、こんなに素敵な場所に到達できたのをしみじみと感じています。
思えば遠くへ来たもんだ
来年の自分もそんなふうに感じれるといいなぁ