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人の破滅の瞬間に僕は顔を出す(ナイトクローラー)

「ナイトクローラー」を観たので、レビューします。

【作品情報】
監督:ダン・ギルロイ
出演:ジェイク・ギレンホール

【おすすめ度】
★★★★★★☆☆☆☆(6 / 10)

【あらすじ】
若くして無職にあえぐルーはある日事故現場に遭遇し、現場の凄惨さを撮影した映像をテレビ局に売りつけるナイトクローラーの存在を知る。機材を用意し見様見真似で自身も事故現場を撮影したルーは、テレビ局へ持ち込んだその映像が高く評価され、ナイトクローラーとしての自身の適性を見出す。撮影の醍醐味や報酬のうま味を知ったルーは、より凄惨なシーンを撮影するため手段を選ばなくなり、人間としての常軌を逸していく・・・

【感想】
 報道記者やカメラマンが撮れ高や視聴率のために、不倫や不祥事などのどーでもいいネタに血道を上げることがありますが、この映画を見ているとその理由の一端が垣間見える気がします。
 サイコパスの主人公を始め、視聴率主義のディレクター、自己中心的な助手など登場人物の魅力が乏しかったので、物語は面白いのにあまりのめり込めませんでした。クレバーでクレイジーな主人公が強く、最後まで勝ち続ける点が爽快でした。

【シーン抜粋】
ルーが警察で取り調べを受けるシーンにて。ナイトクローラーの役割を非難する警察官へ、自身がいかにイカれているかを説明したセリフ。

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