250日チャレンジ! トラットリアレコード全部聞くぞ menu#23 High Havoc/ Corduroy
テキサスからこんにちは。れいちぇるです。
小山田圭吾が主催のトラットリアレコードを全部聞くぞ!と決めてから始めたこの企画、すでに3週間ほどが経過しました。
夏休み終了まで2週間。そろそろ課題が発表される頃なので大学のホームページをのぞいてみたところ、やはり発表されていました。れいちぇるの本来のメイン楽器はボイスですが大学にはポピュラーミュージックのボイス科がないのでピアノとサックスの専攻にしました。実は行き当たりばったり。
そんな訳で1日の大半を練習に注ぎ込む必要があり前置きが短いですが、本日のアルバムはHigh Havoc/ HIGH HAVOC Corduroy。ジャンルはジャズファンクで調べてみると2016年のジャズフェスなんかに出ているので解散などはしていないようです。iTunesで聞くことができるのですが、トラットリア版に入っている10:28 FROM SHIBUYA (BONUS TRACK)がiTunes版には入っていないです。YouTubeで聞けるのですが、この曲がめちゃくちゃかっこいい。
初期のフリッパーズギター やコーネリアスはジャズファンクやアシッドジャズの要素をふんだんに使っているなあと思っていて、このアルバムにしても他のトラットリアレーベルから売り出しされている海外勢も同レーベルから出ているCDという音楽的な統一感があります。そう考えると、渋谷系って音楽のジャンルというよりはクラブを中心にしたカルチャーだったんだなと思わざるを得ない。アシッドジャズやファンクジャズもクラブミュージックと言われているしね。
ところで、多くのジャズミュージシャンがアシッドジャズをジャズと認めないです。日本のジャズシーンからの視点で見ると、ジャズとは往々にしてビバップを通ってモダンといういわゆる王道系のことを指します。だから分岐の違うアシッドジャズやジャズファンクはジャズではないというのが一般的。王道系のジャズをこよなく愛する演奏者の多くはジャズとはバップ、モダンからの引用と展開であるという概念があって、そういいう人たちにとってループがつまらないというのはよく聞くはなしです。ちなみにアメリカの教育機関も似たようなもので、ジャズを教える時にはバップを基本にして教えて、そこからモダンに移行させる先生が多いです。なんにせよジャズはそこが基本なんでしょう。
短いですが今日はこの辺で!
HIGH HAVOC/ Corduroy
HIGH HAVOC
LONDON ENGLAND
THE CORDUROY ORGASM CLUB
THE FRIGHTENERS
YOU’RE A GREAT TO FLY
SOMETHING IN MY EYE
LOVELY, LONELY AND LOADED
BREAKFAST IN LOVE
ONE BORN EVERY MINUTE
FOLLOW THAT ARAB
NOBODY MOVE
VERY YEAH
CLEARING UP MUSIC
10:28 FROM SHIBUYA (BONUS TRACK)
(敬称略)
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