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やりたい事リスト100を書いてみた結果

数年前に”やりたい事リスト100”を書いてみたことがあった。


余裕で100なんて埋まるだろうと考えていたが、
これが意外とそうでもない。
それでも色々と絞り出して
なんとか100のリストを書き終えた。



自分が何に重きを置いているかは知っていた。
もちろんアウトドアライフである。
ハイキング、バックパッキング、ロッククライミングをしに山にさえ行っていれば幸せなのだ。


だがリスト化したことで、
「そうか、こんな事がしたかったのか」
という気づきや願望を知ることができた。
そして具体的に未来の自分が望む生活が見えてきたのである。


しかもリスト化してみたうちのいくつかは、
実際に達成することができた。
これは驚きである。
文字にしてみたことで、
やらなければという思いが強くなったからだろう。



100のリスト化された紙が面白くて、
しばらくはその紙を保存していた。
だがその内容はほとんど覚えていない。


あれから数年。
初めて100のリストを作った時は独身だったが、
現在は狸と結婚したのでまた状況が違う。
というわけで新たに
100のやりたい事リスト2024
作ってみることにした。


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1点違うのは紙に書くのではなく、
内容を保存することも考えて
パソコンを使うことにした。


前回同様、頭のトップ10はスラスラと出てくる。
余裕じゃん!と思っていたら、
15個目くらいからタイピングの速度が遅くなった。(アイデアの数が少なっ)
25個目くらいから頭を悩ませることになる。


もうアイデア出ないや。
とりあえず今日はこれでいい。


と、100のリストを放棄した私(ニート)は、
他のことをやり始める始末である。



昔から私の欠点とは、
根気のこの字すらないことだ。
昔は時代背景もあり
根気があって熱血のふりをしていたが、
実際は根性無しの根なしである。


やれないことに時間を費やすのは無駄だと、
自分を正当化する社会不適合者だ。


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そして翌日、
また頭をぼりぼりと掻きながら、
パソコンと向き合った。


なぜこんな事を始めてしまったのだろう…


私はやりたい事リスト100の作成を始めたことを
後悔し始めていた。
アイデアがなかなか出てこないまま
時間だけが過ぎていく。
この時間があったら他のことができるのに…
と、考え出した。



あーあ、大好きなイラストを描いたり
ペイントしたりジュエリーが作りたいなぁ。

(子供か)


そんな脳内がミックスジュースの中、
それでもタイピングを続けた。


こんなことを始めてしまった自分自身に
ぶつくさと文句を言いながら、
何をやりたいのか必死で考えてみた。
根気のない奴ほどその意味を求めたがったり、
文句ばかり言うのである。



結局、リスト化するのに1週間を費やした。


そしてリスト化された
1から100の項目に目を通してみた。


そしてあることに気づいたのだ。


頭を悩ませて絞り出したアイデアの方がおもしろい


ということに。


例でいうと、

  • 釜戸を作って料理

  • ハーブ・ジュエリー・アウトドア融合のショップ作り

  • 手ぬぐいをデザインする

  • 五右衛門風呂を作る



また狸と一緒にやりたい事の項目が多いのも
目立っていた。

  • 相撲を見に行く(狸が相撲好きのため)

  • 65歳・80歳になったら写真館で写真撮影

  • 日本百名山巡り

  • ロングトレイルに挑戦

などなど。


日本移住&中古物件購入が
やりたい事リストのトップにきているため、
その後のリストも日本でやりたい事の内容が多かった。



現在住んでいるアメリカや
海外でやりたい事リストの大半は、
やはりアウトドア中心のものとなった。


リスト化している時に
あんなに不満を漏らしていた私だが、
100のリストを作り終えた時は
何とも言えない達成感を感じていた。


根性のない私でもできるじゃないかと、
こんなことで自分を誇らしく感じた。



やりたい事100のリストを作るだけで
自己肯定感を得られるのであれば、
人生バラ色だろう。


それならば毎年続けるしかない。


もし読者さんの中で、
私のようにバラ色人生道を進みたい方は、
やりたい事リスト100の作成をお勧めする。





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