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兎と狸
2024年9月22日 09:36
サンディエゴに住む狸と一緒になるためには、私がニューヨークを離れるというのが一番簡単な方法だった。前回までの話はこちらから↓私は映像の仕事を辞めてから立派な社会不適合者&ニートとなり、社会の輪から外れていったわけで、特にニューヨークに住み続ける理由はなかった。そうか…ついに離れる時が来たのか…ニューヨークにはたくさんの思い出があった。私が無敵兎となるキッカケをくれた
2024年9月21日 07:21
私は震えていた。マッチングアプリで知り合い、ニューヨークとサンディエゴの遠距離問題をオンラインデートで乗り越え、そして今日ようやく初めての対面した狸。車に乗り込むまでは完璧だったはずだ。が問題だったのは鼻筋が通った鼻穴から覗かせていた鼻毛たちだった。ことのあらすじを知りたい方はこちらのエッセイから↓なぜ私は鼻毛たちの誘惑にこんなに苦しめられなければならないのだろ
2024年9月20日 07:18
私と旦那さんの狸はマッチングアプリで出会った。その当時、私はニューヨーク、狸はサンディエゴに住んでいた。私たちが会話を始めた時、狸はニューヨークに一時帰郷していた。彼はニューヨーク生まれニューヨーク育ちなのだ。まだ出会っていない私たちは、何も知らずマッチングアプリでポチポチと恋活をしていた。私は一緒にロッククライミングかハイキングできる人が良かったので、プロフィールは