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今年の天赦が遺したもの

みなさん、こんばんは。禧螺です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。


人によってのことだと思いますが、つい一年以内から「開運日」なるものを意識し始めました。

ただ開運して欲しい気持ちだけではなく、自分が行こうとしている道に「大丈夫だよ」と、背中を押して欲しくて、開運日を意識して、やりたいことや夢を語ることをしています。


その開運日の中で「天赦日てんしゃび」と呼ばれる日があります。

「天がすべての罪をゆるす」その年に片手で数える程しかない、日本の暦の上では、最高の吉日と呼ばれている日です。

特に、今年の天赦の日々は、私にとって、なにか不思議で、温かなつながりを感じたものになりました。


今回は、超個人的な話です。

それでも、ご覧になってくれる方はいるのでしょうか。

あと「すずめの兵士」さんは、今でも、noteを読んでくれているでしょうか。



🐥

一年に数回ある天赦日。

今年のその日々を、ある推しアーティスト様にできるだけ使いたいと考えていました。

Sparrow Soldier🐥🗡YURICAさん です。


YURICAさんに関しては、何度か記事を書いていますので、詳しい経緯はそちらに委ねます。

ご存知の方もおられるだろうと思いますが、残念ながら、今年の7月9日に急逝されました。

その後一ヶ月ほど、私自身もしばらく抜け殻状態になっていたのですが、noteが温かな居場所になっていたことと、なにより、YURICAさんとともに一時を生きてきた者としての誇りが、私を「表現すること」へと動かし続けてくれました。


今年の天赦日の一日だった3月26日。

一枚の絵をプレゼントさせていただきました。

YURICAさんのマスコットキャラクター的存在「黄色い雀ちゃん」と「茶雀ちゃん」に加えて、いつも「好きなんです」と言ってくれていた創作うちの子たちに、当時の代表作「【sparrow soldier】すずめの兵士」の歌詞を添えて。


この頃、YURICAさんは、大手芸能事務所が主催するのオーディションを勝ち抜き、メジャーデビューへ向けて道を切り開かれていました。

具体的に応援出来ることは、本当にささいなことでしたが「お祝い事には最高の日」と聞いていたからこそ、その善き日で以て「YURICAさんを善き方向へ連れてください」と、祝福の門出を、天に祈ることだと思ったのです。


その後、ライブ配信など、精力的な活動を展開されました。

特に、バンコク日本博覧2022 に出演するためのトーナメントに出場された時は、ファイナルステージまで登り詰め、透明感のある清らかな歌声を響かせてくださいました。

自分が応援している人が、世界で活躍しようと奮闘される姿、夢中になって表現される姿を見せていただけるのは、こんなに熱くなるものなのかと、自分自身の「生きること」を含んだ創造心を、大きく揺さぶられ何か変化するきっかけを得ました。

トーナメント後、プライベートでのパートナー様とのご婚約、お仕事での映画出演が決定し、これからいろいろなことを始められる時でした。


突然の訃報に、急に闇に突き落とされた感覚で、わかりませんでした。

こんな出来事、全然天赦に望んでいなかったのに、どうしてそうなったのかわからず、とにかく、全然思考が働きません。

気持ちが沈んでいた期間「一人で願掛けなんかして、天に馬鹿にされてたかもしれない。それなら、もっと具体的でわかりやすいご支援が出来ればよかったのに」と、思っていたのです。



🐥

時間が経って、先日の11月7日、今年最後の天赦日。


ファンや仲間のクリエイター様たちが、それぞれの時間を生きています。

この日は、YURICAさんを通して繋がった方達との会話のやりとりが多く、まるで、会話の間にふわっと入って来られているようで、横でにこにこしながら一緒に聞かれているような感覚で、それぞれの創作の話で花が咲きます。

トレードマークとも言える「🐥🗡」の組み合わせも、やたらと目にしました。

それに、相手の読んでいる姿は見えないですが、自分の創作物語を読んで欲しいと思い、ペースは遅いけれど、確実に前に進めることができました。

「YURICAさんに見て欲しい、読んで欲しい」という気持ちが、作業最中に落ち込んでも、心がばきばきに折れそうになっても、ちゃんと「今、ここ」の目の前に帰って来られる。


今もまだ、YURICAさんの歌を聴きながら、この世を生きている人達が私を含め、大勢います。

この天赦は、私に何を伝えてきているのでしょうか。


天赦が施される日に、あなたにとってのこの「濁った世界」で、私にとってのあなたに出会えたこの「透明な世界」で、あなたが幸せになることを祈りました。

もしかしたら「禧螺さん、この濁った世界で、なんてことを祈ってくれたんだ」とお怒りになっているかもしれません。

それでも、私がYURICAさんと会うには、この世界でないと会えなかった。

それを、相手が生きている間に理解したかった。

伝えたかったのに、できなかった。

それを言葉にして具現化できるタイミングが、最後の天赦日だったなんて、あんまりです。

なんで、今……


物事にはタイミングがあると言います。

天は、私に何を赦したのでしょうか。

あるいは、何を赦すように導いているのでしょうか。

YURICAさんは、穏やかに過ごされていらっしゃるのだろうか。


それでも、YURICAさんも私も、天赦の施しを受けられただろうと思いたいです。

そうでなければ、この記事は、書かせてもらえない、あるいは書けないものだと思うのです。



🐥

トップ画像は 鍬形様 からお借りしました!

ありがとうございました。


みなさんに、ここで出逢えて嬉しいです。

この記事にお時間をいただき、ありがとうございました。


それでは、今日はここまでです。

みなさんの本日が、素敵なものでありますように。



ஐ・:*:・✿ஐ・:*:・✿ஐ・:*:・✿ஐ・:*:・✿ஐ・:*:・✿ஐ・:*:・✿ஐ・:*:・✿ஐ・:*:・✿ஐ・:*:・✿

【おしらせ】

10月から、ワンコインミニセッション(500円)を開設いたしました。


詳しい申し込み方法、セッションの流れは、

・下記記事をクリックしていただく

・個人クリエイターのnoteホームにある「仕事依頼」のページ

に掲載しております。


ご自身のタイミングや縁で、必要になりましたら、ご利用いただけると幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。


上のかわいいお花の絵文字は「なるの推し活」様からお借りしました。

ありがとうございます💐



クリエイターの活動費として、使わせていただきます。 また、日本を中心とした、伝統文化を守り後世にも残して参りたいですので、その保護活動費としても使わせていただきます。