2月のまとめ
二月は逃げるといいますが、本当にその通りにあっという間に過ぎ去ってしまった今月。
うるう年でいつもより一日多いはずだけど、全く実感がありません。
変に暖かい日が続いたり、かと思うと急に本来の二月らしい寒さが訪れたり。
雨模様が続いて気圧に翻弄されたり。
そんなこんなでなかなか必死だった一か月でした。
皆さんもお疲れ様です…!
今月は、9つの作品を朗読しました。
夢野久作 作『二つの鞄』
サクッと読めて教訓も得られるお話です。
欲張ったり人に意地悪をすると自分に返って来る…気を付けましょうね。
江戸川乱歩 作『人でなしの恋』
物に宿る魔性の魅力に憑りつかれた男の話。
許されぬことであっても、彼にとっては真剣な恋だったのでしょうね。
萩原朔太郎 作『ラヂオ漫談』
ラジオを初めて聞いたとき、人はどれだけ驚いたでしょうか。
新たな技術に感動し、夢を見て…そうやってこれからも人は発展していくのだと思います。
小川未明 作『なまずとあざみの話』
人は、比較対象ができた途端に優劣をつけてしまいます。
短所よりも長所を見つけられる人間になりたいなと思わせてくれるお話でした。
芥川龍之介 作『魚河岸』
対人問題は今も昔も変わりなく。
「こういう状況嫌だなあ…!」と共感しながら読めるのではないでしょうか。
村山籌子 作『にはとり は みんなしあわせ』
朗読していてもだんだん楽しくなってくるような、可愛らしいお話です。
音を楽しみながら聴いてみてください。
宮本百合子 作『愛』
まず始めに、シンプルなタイトルが力強く印象的だと感じました。
宮本百合子の意志の強さを感じる作品となっています。
宮沢賢治 作『とっこべとら子』
いたずら好きなキツネの仕業と思いきや…?
テンポよくコミカルに進んでいくお話です。
紫式部 作 与謝野晶子 訳『源氏物語 桐壺』
大河ドラマ「光る君」がきっかけで源氏物語を読み始め、朗読にも挑戦しました。
「桐壺」は、光源氏が生まれ、元服し、妻を娶るまでが描かれています。
その他、睡眠導入として使えるような動画を制作しました。
今まで読んだ中からいくつかのお話をまとめて、一時間ちょっとの動画にしております。
今後も少しずつ増やしていけたらと思うので、睡眠のお供にしていただけると嬉しいです。
今月も充実した一か月を過ごすことができました。
来月も無理せずのんびり頑張ります。