《CSCS講座(23)》栄養戦略①(競技前〜中〜後)
今回は「競技における栄養戦略」についてです。
競技前〜競技中〜競技後には、それぞれどのようなことを考慮して栄養を摂取していくべきかをまとめていこうと思います。
<競技前>
競技前の食事の目的は、
◎適切な水分状態
◎グリコーゲンレベルの維持(糖質摂取=空腹を満たした状態)
の2つです。
肝臓と筋肉に貯蔵されるグリコーゲン量は、体重1kgあたり「15g」とされています。
肝グリコーゲンは主に全身で、筋グリコーゲンは主に筋肉で使用されるため、高強度運動時に枯渇すると疲労感に直結します。
競技前、運動開始までの時間が短い場合は「総量は少なめ、脂質と食物繊維は特に少なめ、適度なタンパク質(飽満感)の摂取」を心がけましょう。
また消化に時間がかかるものは原則NG(糖アルコールなど)です。
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